2013年4月28日日曜日

ジャジャーン♪

バカボンパパより年上になってしまいましたよ…。

朝から台所でブンブンいってるな…と思ったら、コレ↓でした。


アッサリ味の、粉とタマゴで作るパンケーキ、レシピはJamie Oliverの本からだそうで。
「ミックス使うよりおいしい。ていうか、おもしろい」と我が家の料理長。
料理ブーム再来か?!


またとない好天の予報だったので、お昼前からお出かけレツゴー!
アイセル湖の真ん中をつっきる湖中道路(地図中、ピンクの点線)を通って、Enkhuizen
(エンクハウゼン)へ。



途中、オランダらしい光景に出くわす。

その1:

マストの高いヨットなどの船を通すため、橋を開けての「信号待ち」。
この光景、あちこちでお目にかかったけど、まったくの先頭っていうのは初めてかも。
(バイク氏はすり抜け)

その2:

船の往来の激しいところでは、水路の下をくぐる。
水道橋のようなものだけれど、水路は船も通れるように広い。
ポール状のものはすべて、船のマスト。


さてさて、そんなこんなでやって来ました、Zuiderzeemuseumゾイデル海博物館)。
民家や教会など古い建物を集めて昔の漁村を再現した野外歴史博物館で、子ども向けの遊び
やワークショップなんかもあり、何度行っても飽きない。
(市街地の別館にて、歴史ある所蔵品とモダンデザインの融合した屋内展示もあり。)
駅や駐車場から博物館の入り口までは船で、っていうところも楽しい。



今シーズンは、毎週日曜日、場内の教会で日曜礼拝(模擬)をやるらしく、どこかしらの
村の人達が昔ながらの服を着て集まるというデモンストレーションをやっているそうで、
今日は北の方のDokkumの人達だった。


現実には、もうこうやって教会に行くことはないそうだが、手仕事で衣装を作り続けている
方はおられるとのこと。でも、着物みたいに若い人の間にブームでも来ない限り、着られる
人もだんだん限られてくるだろうなあ。
こまめは「古い服ってなんかちょっと変」という感覚だった。まさに現代っ子。


一方ごまめは「むかしの」という形容詞を覚え、衣装にも広場でのフォークダンスにも
見入っていた。元々昔話の熱心なファンだし、温故知新なタイプなのかも。



昔の学校


昔の遊び


昔の洗濯


昔の機械(縄跳びの縄を作っているところ)



そうそう、今年は開館30周年だとかで、誕生日当日にかぎり入場料が無料だった。
切符売りのお姉ちゃんにも、切符きりのおばちゃんにも「おめでとう」って言われたよ!



晩ごはんは、港のそばのイタリアンレストランにて。
オランダでは珍しくボンゴレが食べられるっていうから行ってみた。
父も「貝のスパゲッティ?何それ?貝の形のパスタなら知ってるけど…」っていうくらい、
知られざる存在なのだ。あんなにおいしいのにね。


お味の方は、なかなかグー!グラスでたのんだプロセッコもおいしかった。
量の予想がつかなかったのであれもこれも頼んだけど、ボリュームの心配はいらなかった
みたい。おなかパンパン!(↓大皿たっぷりの前菜盛り合わせ)


ごまめもリラックスできる角のソファ付きの席にしてもらえたので、くつろげた。
前菜とメインの間の時間がかなり長かったのを除けば、子連れでも気楽に行けそうなお店。
近所にあったら、ちょいとピザだけ食べに行ったりできるのになー。

帰り道は、ちょうど日没に遭遇。(21時ちょっと前)


本当に一日中ピカピカの晴天で、あ〜楽しかった!

2013年4月27日土曜日

連想ゲーム

親子といえども別の人格、と理屈では理解しているが、普段あえて意識することはない。
それが、「あーまさに別の思考回路を持った別の人間なんだなー」ということをまざまざと
実感することになった。

そのきっかけは、なんのことはない、「連想ゲーム」。
国語の宿題なのだが、となりで見ていて「ふーん、そうくるか」の連続だった。

【お題1】日よう日
こまめの回答:日よう日→七→七人→小人→あり→虫→生きもの→人→子ども→あそぶ

私だったら…:日曜日→のんびり→雲→フワフワ→タオル→洗濯→いいにおい→うっとり
       →色→光  

【お題2】えんそく
こまめの回答:えんそく→あそぶ→わらう→口→たべる→おかし→あまい→あめ→雨→天気

私だったら…:遠足→リュックサック→ポケット→小石→河原→柳→のれん→和食やさん
       →おしぼり→ホカホカ

しりとりみたいにキャッチボール式に(あるいは輪になって)やると、意外なところに
たどり着いたりするんだろうな。

そういえば、「おしぼり→ホカホカ」は今の私の体感温度から来ているのだけれど(まだ
まだ肌寒い…)、日本でも場所によってはすっかり「おしぼり→ヒンヤリ」なのかな?
切り替えるタイミングは、店主さんの判断によるんだろうか。
季節感に応じて切り替えてくれる、すてきなサービスだよねえ…。

オレンジ・フィーバー

女王さまから王子さまへの王位継承という、まさに世紀のイベントを数日後に控え、
ここ最近のオランダはお祭り騒ぎの前夜祭のムードに包まれている。

具体的には、ナショナル・カラー(というか、王家を象徴する色)のオレンジ色のグッズが
巷にあふれかえっている。
ちなみにこの色、「オラニエ=ナッサウ」という王室の家名に由来する。
国旗の赤白青の三色と並べる組み合わせは微妙に気持ち悪いのだが…。

毎年4月30日は前女王の誕生日をそのまま踏襲した「女王の日」という国民の祝日で、
オレンジに包まれたお祭り騒ぎなのは毎年のことなのだけれど、今年はさらに輪をかけて
すごい。

何がすごいって、便乗商法がすごい。
元々そんなに乗せられるタチではない方なのだが、安売りなのもあって、ついいくつか
手に取ってしまった。

ただのオレンジジュースもこの通り。


オラニエ家にあやかるってわけね…。(本来は「JUS D'ORANGE」)

本当にもう、食品から日用品にいたるまで、なんでもかんでもオレンジの限定パッケージ。
しかしなあ…「ロイヤル気分にひたれるコーヒー」なんていうのはともかく、下々の民の
おシモのためのトイレットペーパーなんて、不敬じゃないのでしょうかね…?


こちらは、もろにオレンジ色ではないけれど、国民的アイドルの旗。
本屋さんでもらった。沿道でパタパタ振る用かな?


左「さよなら、女王さま!」 右「王さま、ばんざい!」


小学校でも「王さまのスポーツデー」なる全国イベントがあり、みんなお揃い(ってことは
全国の小学生がお揃いってことかな?!)のTシャツをもらってきた。(写真左側)
王さま、そっくり… ^^


で、元々オレンジの衣類は持っていなかったのだけど、祭りの法被みたいなもんだしな〜
と思い、ごまめにも一着。(写真右側)
たまたま発見したのだが、なんと最後の1着だった。しかもピッタリサイズ。ラッキー!
(聞くと、あっちこっちで売り切れ続出だそうで…)


補習校への送迎で首都に行ったら、一段とすごかった。
式典3日前だというのに、環状道路内の市中心部はすでに交通規制が始まっていて、
高速出口付近はダダ混み。
市バスやトラムの先頭車両にはオレンジの旗がパタパタ。
オレンジのポスターや幕が街のあちこちに…。
オリンピックやW杯などでもオレンジブームは来るが、遠方から見守るんじゃなくて
「その時その場に居合わせる」ってこんな気分かー、とちょっぴりドキドキ。

2013年4月25日木曜日

挑戦意欲をかきたてるもの

放課後、遊ぶ約束をドタキャンされたので(2週間連続…ムカッ)、どうせなら…と
遠回りして「お花見おやつ」をしてきた。


気温は20℃以上、最近では例外中の例外の暖かさ。ポカポカを通り越して、夏のよう。
満開をちょっと通り越したくらいで、桜吹雪がきれいだった。

その後、桜並木のすぐそばの「大きな船のある公園」で遊んだ。
船というのは、木製のアスレチックみたいな大型遊具で、身体を使うにはもってこい。
こまめはスイスイ、ごまめはおそるおそる…。

1回目:こわくてムリ〜(涙目で尻込み)


2回目:おねえちゃんといっしょならなんとか…(にじりにじり)


3回目:ひとりでがんばってみる!


以降、やみつきになり、飽きることなく何周もトライしていた。

他にも、「やっとのことでよじのぼれるくらいの高さの段差」とか、数段のはしご、
クライミングの足がかり、丸太を削った階段(両足いっぺんにはのらない)など、
チャレンジ意欲をかき立てられる仕掛けがいっぱい。
こまめくらいになると楽々だが、あちこちよじ上ったり飛び降りたりする遊びをあまり
しないごまめには、なかなかの刺激だ。

「攻略してやる!という気持ちをかきたてる仕組み」「ギリギリクリアできるくらいの
程よいレベル」が「できた!もう一回!」につながってるんだなーと、見ていて納得。

ふと思った。
こういう楽しい刺激が、こまめの日本語学習には欠けてるってことだよな。
算数にはあるようだけど、国語学習には決定的に欠落している。
でも、どんな工夫ができるっていうんだろうか…?

思いがけないプレゼント

ごまめが、幼稚園から絵本をもらってきた。


市内の幼稚園に通う幼児全員に、市&図書館からのプレゼントだそうな。
オランダ語の絵本の読み聞かせを推奨して、懸案の「オランダ語力の底上げ」を図ろうと
いう試みらしい。
絵本は、定番中の定番『うさこちゃん』シリーズの中から『うさこちゃんとニナ』。
遠い国から飛行機に乗ってやってきた茶色いおともだち「ニナ」とのふれあいのお話。

「おなかみせてー」

異文化の民との接触・共存を象徴した、ほほえましいストーリーともいえる。
もちろん、移民家庭だけでなく、生粋のオランダ人でも、読み聞かせや言葉の習得にあまり
熱心でない人もいるので、そういった家庭も対象に含まれる。

…というわけで、全員プレゼントと相成ったようだ。
絵本好きにはうれしいサプライズ♪♫
しかも、何冊もあるうさこちゃん絵本とはかぶってなかったので、ラッキー☆


以下、絵本に同封されていたお便り。

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保護者各位

市立図書館/ディック・ブルーナ/当市より、こちらの絵本を進呈いたします。

ご存知でしたか? 
オランダで読み書きに困難を感じる人は、150万人にものぼるのです。
これは、皆様と一体となって取り組むべき課題といえます。

皆様のご家族、ご友人や知人の中にも、読み書きに困難を感じるという方がおられるかも
しれません。
そう感じること自体は決しておかしなことではないし、そしてまたそう感じるのはあなた
ひとりではないのですよ、ということを、どうかお伝え下さい。
改善のために何かしら取り組んでみることはできるのです!
ご自身の語学力にさらに磨きをかけたい、ということもあるかもしれません。

語学講座のお問い合わせは、通話無料の「0x00-xxxxxx」へ是非お電話下さい。
読み書き能力の向上のための指導ボランティアとして登録していただくこともできます。
皆様がたのお力添えをぜひ賜りたく存じます。

詳細は、こちら:(市のホームページの中の特設ページURL)

それでは、『うさこちゃんとニナ』を、お子様とご一緒にお楽しみ下さい。
絵本を囲む楽しいひとときを過ごされますよう、お祈り申し上げます。

○○市・市立図書館

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市の教育課「よりよい読み書き」サイトによると、市内の18〜65才のうち、
約12,000人がオランダ語の読み書きに困難を感じているとのこと。

自分の場合、必要とあらばそこそこの読み書きも、また、各種手続きなどもある程度は
できるけれど、まったく問題ないで〜すとカラッと言い切る自信はない。
1万2千人のうちの立派な1人かも…。
まあ一応オランダ語の国家試験の証明書(英検みたいなもの)はあるけど、だからって
得意かっていうと……(モニャモニャ)

移民社会の端的な問題のひとつがこの国語力の深刻な低下だ。
その対策のひとつが、私も通った「移民のための市民化講座」だが、きっとその成果は
投資ほどには上がっていないのだろう。
家庭で話されるのが外国語オンリーでは、親&子のどちらの世代も、オランダ語の力が
追いつかなくて当たり前。そこをなんとかするために、小さい頃から親子で楽しい読書の
習慣を…とのキャンペーンだろうと想像がつく。

日本でも若者の「ら」抜き言葉がどうの、言葉の乱れがどうのという議論はあるが、
日本語そのものを理解しない層が爆発的に増えたら…?という不安は、現在のところは
ないのではなかろうか。
「社会のシステムが機能しなくなる不安」のタネが、少子高齢化とはまた別のところでも
根を深く張りつつある、とある欧州の国でのお話。


〈余談〉
このキャンペーンを予告する地元新聞の記事のコメント欄の議論がとても興味深いので、
オランダ語の読める人は読んでみて下さい。(下から順に読み進めるようです)

(…これが読めてるってことは、まあセーフってことなのか)
(で、さらに返信までできちゃうと、完全にイケテル!ってことかしらね)

2013年4月23日火曜日

モヤモヤのつづき

(ここに至る前の話はこちら

例のAさんから電話。
「今週いつか、うちの a と遊んでもらえないかな?」
ごまかしじゃなくて本当に予定がいっぱいだったので、「金曜日ならOK」と返事した。
すると、「良かった、助かったわ。実はね…」と事情の説明開始。

週3回の午後勤務の際、aちゃんの預け先を探し中だという。
(その預け先というのも、学童保育ではなく、aちゃんの友人宅なのだが…)
で、Aさん出勤の曜日に aちゃんをうちで預かり、それ以外の曜日にこまめをAさんに託す
という交換条件はどうかしら?…と。

ついにきたか!って感じ。
モヤモヤしないぞ〜!と心に決めていたので、
「今週みたいに、こちらに何も予定がない時はうまくいくけど、他の約束を入れることも
あるし(他の子とも遊ばせたいし)、やらせたいことがあったりするし、いつもいつもと
いうわけにはいかないので、即答はできない」と、思い切って伝えた。

思い切りついでに、「パパさんは迎えに行けないの?」とツッコんでみた。
「もちろん、もちろん行けるのよ、だけどね…。在宅とはいえ勤務時間中だし、
その時間中はあんまり家を空けたくないって。」(代わりに私を使うのはアリなのか?)
「じゃあ、自転車で迎えに行くっていうのは?バスや電車より時間かからないかもよ?」
「そうよね…。相談してみなくちゃ」(してないのかよ、と心の中でツッコミ)
「パパさんの在宅仕事の時間削りたくないなら、学童保育手配するとか…」
「そうよね…。調整しなくちゃよね」(してないのかよ、と(以下略))
「ま、とりあえず、今週金曜日は遊ぼうねってことで。」

…ってな具合。
「時々なら喜んで一緒に遊ばせたい、しかし、そちらのお勤めのための定期的な託児は
お断り」的な雰囲気を醸し出せた。と、思いませんか?どう?どう?
「即答はできない」ってあたりにまだ優柔不断さがにじみ出てるかナ。(笑)
これすなわち「イヤですよ」と取られるか、「前向きに検討中」と取られるか?!
前にも書いたように、子ども同士は仲良く遊べるいいお友達だから、ちょうどいい距離感で
お付き合いは続けてゆきたいんだけどなー。

2013年4月22日月曜日

前途多難?!

補習校2年生になり、ボチボチ宿題が出始めた。
科目は相変わらず国語と算数。
国語は音読・書き取り・作文の3本立て。
漢字は「読 雪 言 南 春 今週」など、一気に画数が増えた。ヒー。
算数は「時刻と時間」のプリントだった。

相変わらず算数が好きなようで、ホイホイ取り組む。
一見むずかしそうな問題も、ちょっと解説を加えたら「あ!そういうことか」と、理屈で
納得して、解き進めることができる。

問題は、国語の課題。
読みは、感情をこめてそれっぽく読めるのだが、なんせ書くのが苦手。
理屈じゃないからね、書き取りや作文は…。
ほぼ毎回、泣くわ怒るわのヒステリー状態に陥る。
サポートする者としては、平常心を保つ訓練みたいな感じ。(ピキピキ…)
書けるようになりたいし、白紙で出すのもイヤだ、と言うからサポートしてるのに…。

例によって「できるようになりたいんだったら、練習するしかないんだよ」と諭すのだが、
今日はちょっと別の切り口で話ができた。
算数の難しめの問題を解き終え、達成感にひたっていた時。
「ほら、やったらできるやん!(と褒めまくる)
ちょっとがんばったらできる子なんよ、こまめは。
どんなにがんばってもできなかったら、それは仕方ない。そういうこともある。
でも、(やりたいのに)がんばるのがいやだって泣くのは、なんかちょっとズルくない?」
…と。そしたら、わかってくれたような様子。
(冷静な時は話が通じるんだけどね〜)

とことん苦手だとか、嫌悪感だとか、もうネガティブな気持ちしかなくって、放り出しても
良いと本人が思うんだったら、努力することを放棄してもやむを得ない、と思う。
細く長く楽しめる別のアプローチに切り替えるだけだ。
でも、本人ができるようになりたいと望むのなら、心を鬼にして「泣くのはやめなさい!
ハイ、練習続けて」と突き放すのもひとつの方法。

でも…、才能というかセンスみたいなのもあるしな…と、時々思う。
たいして努力しなくても、耳からスイスイ入ってくる子や、見た字を楽々覚えられる子、
思ったことをスラスラ書ける子もいるだろう。
そんな高みを目指さずとも、「楽しめる範囲でホドホドに…」という親心もないではない。
が、楽器の習得しかり、ある程度かじりつくことで越えられる壁もある。
その「ある程度」が「どの程度」なのか、見極めるのは至難の業だなあ。
特に、こう頻繁にヒステリー起こされるとね…。


こまめのつぼみが花開くのは信じているけどね。
いくら水をやっても、開きたいと花自身が思わないと、咲かないよね。
まだまだ自覚のない花に水をやるのも親の役目か…。

2013年4月18日木曜日

サクラ(やっとこさ)サク

待ちに待った桜の開花!
ごまめの新しい幼稚園の近くの並木道が七分咲きくらい。キレイだな〜(うっとり)


今年は、寒さが例年にないほど長く続き、こんなに開花時期がずれ込んだ。
確か以前にも「サクラサク」という記事を書いたことがあったが、あれはいつ頃だっけ?
…と検索してみたら、一昨年の、なんと3月末だった。
去年もだいたい同じ頃に咲き始めていたようで、やっぱり今年は例外なんだな。


朝の光で見る桜が好き。
4月の初々しい気持ち、通学中の新鮮な気持ちを思い出す。

見頃なので、放課後、こまめごまめも一緒にお花見散歩としゃれこんだ。


でも、もんのすごい強風で、座っておやつどころではなかった。残念。

あれ〜?
セメントの道に…


こんな型が!


猫の足跡なんかはたまに見かけるけど、桜の葉っぱ模様は初めて。
化石みたいで面白い。

2013年4月16日火曜日

ちょっとモヤモヤ

き、きた…。
相乗りのお伺い。
他の約束を意識的に入れていたので断れたけれど、やっぱりアテにされてる…。
たわいもないようでいて、続くと「??」となってしまう〜。

以下、詳細。
愚痴っぽい上にかなり長いので、気になる人だけ読んで下さい…。

2013年4月13日土曜日

こまめ、二年生になる

補習校の始業式/入学式。
こまめは2年生に進級。


入学式では、新2年生の数名が新1年生に「歓迎のことば」を贈る習わし。
なんとこまめ、そのうちのひとりに選ばれた。
通達のあったのが、式の5日前(!)というギリギリだったので、大丈夫かな〜?と若干
不安になったが、そこは若い脳みそ。すぐに覚えてしまった。
せっかくの晴れ舞台なので、普段はついて行かない父&ごまめも一緒に見に行ってきた。

新しい担任の先生は男の先生。
なかなかユーモラスな方のようで、冗談連発だとか。
いろんな大人がいるんだなって肌で感じるのも、ひとつの社会勉強だね。


こまめの入学式の日には、桜がほころび、チューリップは花盛りだった。
今年は寒さが長く続いたせいで、桜吹雪はならず。チューリップもまだまだ。
代わりに、ヒヤシンスが彩りを添えていた。

2013年4月11日木曜日

牧場の思い出

心に残る出来事を文章にする(思い出の作文)がどうも苦手なこまめ。
苦手だからこそ練習させたいのはヤマヤマなのだが、このところやたらと反発することが
多いので、せっかくの楽しい思い出に苦さを足すこともあるまい…と、強制はしないことに
した。
ただ、見聞きしたことを振り返ってはおきたいと思い、しおりの音読なんかはやっておいた。

その後、普段はあまり触らないレゴで遊んでいたので、何を作っているのかと思ったら…


牧場だって。
実際に行った場所にそっくりな「記録」ではないけれど、こまめなりにインスパイア
されたことを形にしたんだな。

2013年4月10日水曜日

牛乳からできるもの

月に一度の読み聞かせの会でも、遠足のテーマをひきずって、ヤギやらブタやらの家畜の
出てくるお話をとりあげた。
そして、お楽しみ実習:チーズ&バター作りにも挑戦!

う〜んと昔、まだ日本にいた頃、牧場遠足の体験コーナーでやったのだったが、あまりの
単純さに感動したのをよく覚えている。
手順は簡単、生クリームを空き瓶に入れて、ひたすら振るだけ。シャカシャカ!


途中、ホイップクリーム状になったような感触で、あまり音がしなくなるが、それでも
引き続き振る振る振る。
すると…


固形物と液体に、しっかり分離!
腕力にもよるけれど、10〜15分ぐらいで、ふわふわバターの出来上がり〜。


クラッカーに塗って試食…♪
べったりもっさりしてなくて、とってもおいしい。
「いらない液体」の方も飲んでみたら、こくのある牛乳って感じで美味!
(記憶では、もっと水っぽい味気ないものだったのだけど…)

チーズの方は、あたためた牛乳にレモン汁を加えて凝固させるという作り方。
布巾でこして、出来上がり。おぼろ豆腐みたい。


残ったのをいただいて帰って、晩のおかずのサラダにもパラパラ。



余談だが、オランダでは生クリーム(Slagroom)は安い。
一般的なのは250mlのプラカップ、それで100円もしない。
500mlの紙パック入りなんていうのもあり、そちらは約170円。
その安さの理由、Wikipediaによると…

  欧米では、脂肪分(クリーム)を取り除いた低脂肪(脱脂)牛乳がダイエットなどの
  理由から人気(普通の牛乳より販売高が高いこともある)があるため、その影響で
  クリームの価格が安い。日本では、逆に特濃牛乳など、脂肪分の多い牛乳の人気が
  高いため、クリームを取った牛乳の多くを捨てなければならず、結果として日本では
  クリームの値段が高い。

へー、なるほど。
たしかに、「半濃(halfvol)牛乳」がこっちではメジャーだもんなあ。
(その分、チーズやらアイスクリームやらでバッチリ脂肪分カバーしてるっぽい人も大勢
見かけるなあ…★)


牧場遠足のクイズの問題の中に「牛乳からなにができるの?」というのがあったのだが、
意外と子ども達には難しかったよう。
だいたい、「乳製品」という概念がない。
今回のバターのように、材料と完成品の間のプロセスを、もっと見せたり触らせたり
しないといけないなあ。


雨の正体

ご「なんで、あめってふってくるの?」
母「雲の上にしずくがいっぱいたまってて、それが落っこちてくるんとちゃうかな。」
ご「もしかして、おしっこちゃう?」
母「だ、誰の?!」
ご「あめの。」
母「(だからそれは誰やねん)」


2013年4月9日火曜日

新しい幼稚園

今朝、ごまめの次の幼稚園候補の、お試し登園だった。

[こまめの小学校 - - - 家 - - - 幼稚園]という位置関係で、地理的にはむしろデメリット
なのだが、内容が私好みかも…と友人からのタレコミ(笑)があったので、先週のうちに
父とごまめと3人で面談に行ってあった。

お絵描きや工作などの造形活動をはじめ、音楽や演劇などにも力を入れているそうで、
創造力を刺激する楽しそうなプログラムが魅力的。
あえて少人数制を貫いていて、最大でも10人ぐらいにとどめたいとのこと。
これまでの幼稚園のような広々した園庭がないのが残念だが、天気の良い日にはお散歩に
行くこともあるらしいし、室内プログラムがそれほどまでに充実しているなら、小学校に
上がるまでの半年間、習い事にでも通わせるつもりでどうかな…と候補に上がった。

こんなすてきな「作品」が、玄関脇にどーん。


けっこうでかい。少なくとも、ごまめより大きい。
ほかにも多種多様な作品があちこちに飾られてあって、いわゆる幼稚園とはまたちがった
独特の雰囲気。

早速ごまめもかわいい作品を持って帰ってきた。


「春の花」、カップケーキの器を使うなんて、いいアイデア!

同年代の子ども達(今日のお友達は4人)と遊ぶのも楽しかったらしく、迎えに行ったら
開口一番「明日もまた来たい!」だってさ〜。

そうそう、朝、別れ際にもゴネなかった。
なんだかんだで成長してるんだな…と感慨にひたる母。

でも、ゆうべ、夜中に寝言で前の幼稚園の先生の名前を呼んでたね、2回も…。
いきなり「なくなった」なんて、納得できてないにちがいない。
「あたらしいようちえん」に対し、前の幼稚園のことは「ほんとのようちえん」って
呼んでるもんね…。お母ちゃん、やっぱり胸が痛むよ。

2013年4月6日土曜日

牛乳のできるまで

地元の読み聞かせ&遊びのグループ「にじいろ会」の遠足で、牧場に行ってきた。


酪農王国オランダ。
その北部、フリースランドの酪農家に嫁いだAさんとそのご家族のご好意で、総勢40数名の
団体を受け入れていただいた。
数年前にも同じような遠足を企画したのだが、こまめはほとんど覚えていないって…。
ま、しょうがないか。

今回、こまめ世代の子ども達が6〜7才ということで、社会見学の要素も入れてみた。
事前にしおりもこしらえて、「酪農家の一日」「一年の仕事のサイクル」「牛の食べる
エサの話」…などなど、ちょっぴり掘り下げてみた。

牛乳というあまりにも身近な食品の生産の裏に、こんな未知の世界があったのか!
…という驚きで、調べていてもワクワクしたし、日々の仕事として関わっている人達に
直接伺うことで、普段知り得ない現場のあれこれに触れることができた。
なんとも貴重な学びの機会だった。



特に感動したのが、飼料のこと。
夏に刈り取って積んでおいた牧草やトウモロコシを密閉保存

発酵作用が起こり、長期保存が可能になるとともに、おいしくて身体によいものになる。
まさに「漬け物」的なことが、牛乳の源の側で起こっていたとは!
長ーい歴史の中で培われた知恵だと思うのだけれど…昔の人ってすごいなあ。

こういう小山、遠目には見たことあったけど、中身については全く知らなかった。


その断面は、例えは悪いが、腐った畳かボール紙のよう。
これが、密閉状態とはいえ、戸外だというのに悪くならずに1年以上も持つとは…。
発酵の力ってすごい。


こちらはトウモロコシ。
実だけでなく、茎から葉っぱからすべて粉砕してチップ状にしてから積み上げる。
こまめ「くんくん… 酸っぱいにおいがする!」
チャレンジャーな父は、このトウモロコシを一粒食べてみたらしい。
めちゃくちゃ酸っぱかったって。ハハハ。

こうしてできた飼料を各種混合して(牧草やトウモロコシ、大豆など)与えるのだが、
その配合次第で味も変わり、牛の食いつきも違ってくるとのこと。
質・量ともに良い牛乳を得るためには、良いエサ作りが欠かせない、という、至極当然の
ことを、これまでは考えてみたこともなかった…。


足下にあるのが、配合飼料。
ただの干し草かと思ったら、工夫をこらした「混ぜご飯」だった。
う〜ん、奥深い。


飼料のミックスに給餌、その他あらゆる作業をこなすトラクター。
子ども達にも大人気!


夕方の搾乳時、パンパンに張ったお乳を見て、「は、早く絞ってくれ〜!」なんて、
我が子に授乳した経験から、同じ哺乳動物としてほのかなシンパシーを感じてしまったり。
ちなみに、毎日の搾乳は午前5時と午後5時の2回だそうで。お疲れさまです…。



肝心の親子遠足の方は、
みんなでお弁当を食べたり、


持ち寄りのおやつに誕生日祝い、


クイズラリーやタマゴ(チョコ)探し、
パパが主役の干し草運び競争など、ワイワイ楽しめるプログラム。
我がチームのパパさん1名負傷のため、急遽私ともう一人のお母さんとで組んで代打に。
長靴はいて走り回る羽目になっちゃった!


日が傾くまで外でたっぷり遊んで、子ども達にはまさにパラダイスのよう。
あ〜楽しかった!!

精悍な大黒柱のTさん、


酪農家カレンダーのモデルさんか?!というくらいべっぴんのAさん、


お二人の他、案内して下さったり一緒に遊んで下さったご家族の皆さん、
どうもありがとうございました!