2015年5月23日土曜日

一人から大勢へ

一つの〇〇シリーズの授業、第三弾。
今回は「一人から大勢へ」と題した、マスコミュニケーションの話。
教科書を使ういつもの先生がお休みで、代打の先生の提案でニュース作りに挑戦してみることに
なった。それとからめた内容。

まずは、「ニュースって何?何がニュースになりうるの?」ということを、スライドを見ながら
一緒に考えてみる試み。



「知らせたいこと」と「知らせる形(メディア)」の組み合わせを逐一見比べられるように、
短冊にメディアの形態を書いて、それとなく種別に分けてノーパソ周りに配置。


ポイントは、「知っている人向け=相手の顔がわかるか? 知らない人大勢向けか?」。

「ニュースになりうる出来事」の題材には、身近な「赤ちゃんの誕生」を扱った。

・一般家庭/王室

・普通種/突然変異種

・家畜/動物園の希少種

各お知らせを、どのメディアで伝えようか?…と、短冊と見比べていく。
すると、
 ・「ありふれていること」と「めったにないこと」
 ・「大勢の人が知りたがっている=動向を気にしていること」と「個人的な重大事件」
これらの違いがなんとなくわかってきた。

そんな中、一般家庭の赤ちゃんや普通の子猫の誕生をマスメディアで大々的に伝達するのは
「おおげさ。」と言い切った子がいた。
その感覚を意識できたというだけで大収穫。

伝えたい内容に対して何が適したメディアかというのは、ソーシャルメディアの発達で随分と
境界が曖昧になっているので、正解はこうだ!というのがもはや通用しなくなっているが、
メディアの担うべき役割を吟味したり疑ってかかったりするには、とても大事な気付きと思う。
少なくともベースになる感覚があってこそ、賢く利用したり、また、従来の垣根を壊す意味も
あるというもの。

本当は、この話を下敷きにして理解を深めてからニュース原稿を作成する、という段階を
踏めれば理想的だったのだが、スケジュールの都合上、とにかく試行錯誤で書き上げてきた
ものを読み上げてもらった。

たった4人のグループなのに、見事に形式や内容が分かれた。
そこで、既存のニュースらしく順番を組んでみた。
(トップニュース → 行楽ニュース → 災害ルポルタージュ → お天気ニュース)

リハーサル後、いざ撮影。YouTubeにアップロードするところまでをやってみた。







どうです?
初回にしてはまずまずの出来ではないですか? ^^
(ショボカメラで撮ったので、音響の不揃いには目をというか耳をつぶって下さい…)

原稿の準備にかなり苦労した子もいたようだけれど、そこを母子の協力で何とか乗り越えれば、
このような「感覚に直にせまってくるフィードバック」が得られるんだ、と、体験を通して
理解してくれただろうか。それが今後への励みになってくれることを願うばかり。

「言葉と格闘しつつ書く→クラスで発表する」の、その先を体感する新しい試み。
結局、「何が知りたいか」&「何を伝えたいか」に尽きるんだよなあ。

元放送部の J先生の提案がなかったら思いつかなかったこの課題。
いやはや、勉強になりました。

2015年5月20日水曜日

糸電話

土曜日の学習グループのテーマが「伝達」なので、それに合わせて「糸電話」を作って遊んだ。



もしもーし。
けっこう良く聞こえた!

2015年5月14日木曜日

リンブルグ小旅行(2)

翌朝。

お堀に面した朝食ルームで、水鳥を眺めつつ朝ごはん。


あれもこれも、とってもおいしゅうございました。
こまめもごまめもびっくりするくらい食べた。写真は自粛 ^^;

お城ホテルの内部。ロビーの吹き抜け。


昔の家屋もそうだが、古い建物に実際に入ってみると、天井の低さがしっくりくるというか、
日本的な普通の高さに感じる。
昔のオランダ人はそんなに長身じゃなかったのね、と思う。

さて、お城のホテルには、プールもありまして。
お城らし〜い内装のプールが。


どっちかというと大浴場的な… ^^
しかし、洗面器や腰掛けの代わりにデッキチェアが並んでおりました。


敷地の周りを散歩するのもとってもいい気持ち。秋もきれいだろうなあ。


客層的には、自転車を積んで付近をサイクリングしてまわる中高年層が目立っていた。
かなり高齢のおばあさんひとり旅という方もいて、少しおしゃべりもしたのだが、
歩行補助具を使いつつ、他人の手助けは無用。ビュッフェでもあれこれ取って食べてらして、
自立心と好奇心が相当旺盛とお見受けした。
なんだかカッコ良かった。

午後にはおとなりの修道院の村へ行き、そこから渡し船に乗ってマース川の対岸に渡ったり。

また、別の村の地場産業博物館へも。
マッシュルームとアスパラガスの栽培・収穫方法の発展ぶりなどが見られた。


マース川沿いに北上しつつ、その辺りの村をちょろちょろ訪ねながら帰路につく。
田舎ばんざい!丘陵地帯ばんざい!

普段ニュータウンで暮らしているので、由緒ある環境というのにどっぷり浸かるのは新鮮
かつ滋養たっぷりという趣きで、実に楽しかった。
たったの1泊2日なのに、うんと長いこと出掛けていたみたいな気分。

2015年5月13日水曜日

リンブルグ小旅行(1)

緑あふれる五月の休暇。
何年か前に友達一家と一緒に行って楽しかった、南部の森の遊園地にまた行きたくなった。
天気予報は上々、お父ちゃんも急遽数日のお休みを取得!
Venlo近郊のTegelenという町をめざす。車で約2時間。
扁平なオランダも、南の方へ行くと風景が若干立体的になる。
で、こんな遊園地ができちゃうわけ ^^


(階段のはるか下のごまめがわかるかな…?)

たぶん全然有名じゃない。でもすごく楽しいんだ、ここ。
遊園地といっても、アトラクションというよりは、アスレチック系。
広く変化に富んだ敷地で、ハイキングしながら色んなアクティビティーをこれでもか!と楽しめる。

バラエティー豊かな遊具で遊んだり、



木登りしたり、



森の中でキャンバスに絵を描いたり、


この他にも、掘建て小屋を作ったり、焚火でパンを焼いたりもできる。
が、水泳だけは時間切れでできなかったね…。


また今度ね ^^

丘陵地帯出身で 3D地形に飢えている母には、この場にいるだけで、もうなんとも楽しい。
(あと、苔好きにはこたえられないコロニーもあちこちに…♡)


クタクタになるまで遊んだら、宿泊先へ…


なんと、お堀に囲まれた小さな古城ホテル!(左半分が17世紀のお城、右半分は新館)
田舎町で、安ホテルの類いがあまりないなーと思ったらこれですよ。
そこで季節のアスパラディナーがいただけるとあっては、逃す手はない!と。


本場の白アスパラガスぅぅぅー!
オードブルもスープもメインも、なんせアスパラづくしのお食事。



おまめ一家にあるまじき、このクラス感(笑)
写真撮るのもタイヘンな場違い、みたいな… ^^;

締めは、量的にも味的にも重すぎて食べきれなかったデザート。


今この瞬間ならペロリなのになあ!(苦笑)

2015年5月10日日曜日

風車の日

母の日。
お父ちゃんの、亡くなったお母さんの妹さん(私から見ると義叔母)のお宅に遊びに行った。
滅多に行き来がないのだが、こまめごまめにとってはちょっぴりおばあちゃんみたいな存在。
お孫さんがいないのだが、こまめごまめにはとっても優しくして下さる。
漫画本や工作キットを買って用意しておいてくれたり、まるで本当のおばあちゃんのよう。

お茶を飲んだら、「近くを散策しましょう。風車が一般公開しているわよ!」と誘って下さった。


干拓地をキックスケーターで颯爽と行くこまめごまめ。




16世紀建造の「Twiskemolen」という風車だった。
近隣の小学校の生徒達によって、華やかに飾り付けてある。



干拓地の水の汲み出し用で、現役とのこと。(一般公開時は稼働を一時停止)

風車(molen)に住んで動かす風車守(molenaar)という言葉が今でも生きているのが
とてもオランダらしい。

こんな形で、行ってみたかった「全国風車の日」の恩恵にあやかれるとは、ラッキー♪

2015年5月7日木曜日

マドゥローダムと海

2週間の五月休み。
お父ちゃんは平常運転だったので、長い旅行の予定などは立てず、ちょこちょこお出かけした。

まずは、タイからの留学生(日系ハーフ)のお姉さんと一緒に、ミニチュア遊園地「Madurodam」へ。


オランダ国内の古い街並や有名な建物が、ミニサイズで再現してある。
電車や船、車などの乗り物が動いていたりして、ちょっと面白い。


久しぶりに行ったのだが、いつも注目してしまうのは、植栽。
スケール感も程よく、ミニチュア世界のリアリティをかなり左右していると思う。


盆栽よりは一回り大きいが、うちの庭のモミジを伸び放題にさせないためのちょうど良いヒントになりそう。

お天気があまりにも良かったので、少し先にある浜辺に足を伸ばしてみることにした。
有名海水浴場、Scheveningen(いわゆる「スケベ人間」)。


風がものすごく強く、波も高かったので、水遊びはお預け。
(わたしゃ真夏でも入れません、北海の水は冷たくて… ^^;)
ごまめが子犬のように砂の上をくるくる走り回っていた。

2015年5月3日日曜日

豆日記2

先週、外に植え替えたえんどう豆。


しっかり落ち着いてる様子。よかったよかった!



屋内では、次の種まき完了。(※豆ではない)


どれが芽吹くかな〜。楽しみナリ。