日々の取り組みの記録の文中に、「ひらがなワーク(自作)」というのがたびたび登場します。
母が自宅で作成して、こまめと一緒に取り組んでいる素材のことです。
何かの参考になるかもしれませんので、一部紹介したいと思います。
まずは、ひらがなの表。
A4の紙に手書きです。
既に知っている・習っている段階の文字は、淡く色づけしたものをこまめに貼らせています。
表に直接色を塗ってもいいと思いますが、貼付けることで「同じ文字を表から探す」訓練にも
なります。
ひらがな一文字を導入する際、まずこのような大きな文字を指でなぞらせ、それから書き順にそって色ぬりさせます。そうすることで、何画の文字か一目でわかります。
書体は筆で書いたような楷書です。運筆の流れや留めハネはらいなども見てわかるように。
次に、その一文字が頭にくることばと絵を線で結ぶおけいこ。
即席で描いて/書いて、ササッと作るので、ゆがんだりもしてますが、まあご愛嬌。
まだ読めないひらがなはヒントを出したりして、できるだけ自分で解けるように仕向けています。
知らないなりに、音数=文字数から推察したり、濁点などから見当をつけたりしているようです。
語彙を増やす訓練にもなっています。
たとえば「こけし」など見たことも聞いたこともないですから…。
同じようなことを、別のアプローチで。
「か」のつく生き物が描かれた紙と、それらがいそうな場所に文字の書かれた紙を用意して、
「はさみで切る・正しい場所に置く・のりで貼る」という課題です。
読み書きに加えて巧緻性の訓練も同時にしちゃおうというわけです。
その発展型がこちら。
同音異義語の絵と文字をグループ分けして、貼付けます。

始めたばかりの頃は、見本を作ってみせ、それと同じものを並べて作らせました。
その次の段階では、問題を文字で見せるのではなく、口頭で質問します。
その文字の入っているブロックを数個ゴロッと渡してから作らせます。
例えば、「さとう」なら「さしすせそ」「たちつてと」「あいうえお」の書いてある3つの
ブロックを混ぜて手渡し、正しく抽出して正しい順序で並べられるかを見ます。
字形認識のために、このような課題で正しい文字を探させることもあります。

ある程度文字が定着してきたようなら、絵本の1ページをコピーしたものから当該の文字
(及びすでに読める文字)を拾う、という課題をやってみます。

しかしながら、いつもこのようなまじめくさった「文字のお勉強」をしてばかりでは飽きて
しまいます。
ちょっと工夫して、楽しげな雰囲気を演出することも大事ですね。