前回と同じく4人前を用意して、父の会社に持っていってもらった。
本日の献立は以下の通り。
・おにぎり2種(おかか&味海苔/わさびふりかけ&焼き海苔)
・モロッコインゲンとごぼうの柳川風
・さばのみそ煮
・3色パプリカのきんぴら
・ふかし芋&ごま塩
・胡瓜のゆかり甘酢漬け
敬虔なイスラム教徒であるトルコ人のおっちゃんのために、肉抜きメニューで。
ややこしいのう。玉子は不問だった)
実は、今日の4人の中に父も入っていたのだが、打ち合わせに来られていた某大学病院の聴覚
センターの所長さんがこの企画に興味を示して下さったそうで、急遽父の分のお弁当をご所望
になられたとのこと。父は喜んでサンドイッチと交換したと言っていた。
そしてついに、父が収益金の入った封筒を携えて帰宅。
ドキドキドキ…。
そしたらなんと、「こんなもんかな」と予測していた額の倍以上、€115(約1万4千円)も
入っていました!!
持ち合わせがなくまた今度払ってくれるという人もいるらしいので、更にもう少し上乗せされ
る予定だとか。ま〜〜〜(涙目)
たった2日、たった8人でこんなに!ま〜〜〜(涙目・以下エンドレスリピート)
→ 最終集計 €138(約1万6千円)となりました!!(4月27日加筆)
たくさんいただいたことも勿論ありがたいけれど、それ以上に、やさしい皆さんのご好意と
「協力を惜しみませんよ」という態度に胸を打たれた。
「すてきなイニシアチブね」「いいアイデアだなあ」等、この企画への賛辞もいただいたし、
単純に「おいしかった〜」と言ってくれるだけで報われた気がした。
募金を送金しただけでは伝わらないかもしれないけれど…
こんないい人たちが海の彼方にもいるんですよ。
皆さんが考えたこともないくらい遠くまでつながっているんですよ。
どうかどうか、今日を生き抜いてください、明日を迎えるために。
…とのメッセージを込めたい。
そもそもこの企画を発案したのは、愛知の友人夫妻のところのお子たちがお手伝いのお駄賃を
募金する、というのを知ったから。
小学生でもできることがあるのだ、知恵を絞れば私にも何かできるはず!と触発された。
の敦賀湾に行ったことがある。(当時は太平洋側に住んでいた)
その際、地元のおばちゃんがお昼にご当地産の梅干し入りおにぎりを差し入れて下さったのだ
が、そのおいしかったこと!
あのおにぎりみたいに、私も誰かに笑顔や活力の元となるごはんを差し入れたいなあ、と思った
ことも動機のひとつだった。
「外に向かって働きかけていくこと」そして「用の美 - いいものは使うからこそ美しい - 」を
はじめ、たくさんのことを私に教えてくれたH田さん、ありがとう!!
余談:
こまめに「母がなぜ突然お弁当屋さんになったか」ということをかいつまんで説明した。
「集まったお金、どうするかわかる?」と聞いたら、「日本に送るんでしょ〜」と。
更につっこんで聞くと、「波がジャブ〜ンってきてお金なくなっちゃった人にあげるんでしょ」
…って、わかってるやん!
なくなったのはお金だけじゃなくて、お家もおもちゃも、大事なものぜーんぶなのよ。と補足
しておいたが、CNNなどで繰り返し流れていた津波の映像は、地震の何たるかを知らない5歳
の子どもにも強烈な印象を残したようだ。
おそらくニュース画像だけでなく、それを見て絶句したり涙にくれたりする親の姿も。
素晴らしい!!皆さんの気持ちがありがたいね。
返信削除それだけのおかず数を作れるのがすごいなあ。
もともと2品で精一杯の私、皿1盛り料理ばっかしです。
そんなんでよくお料理教室のゲストに呼ばれたもんだわ。子ども相手でよかった・・
そうそう、今日言おうと思って忘れてたんだけど、お茶碗、お椀、お箸を持ってって見せて、お箸を持ってみる?と聞いたら、使ったことある子もない子も喜んで手に取ってくれてたよ。アイデアありがとう!早くブログに書けって。
素敵ですね!
返信削除理解をしてくれる人々がいる、と言うのは嬉しい事です。
弁当を作る、って言うのはラクな事ではないのですが、
それを続けておられるmamiさんがエライと思います!
>ぺっぺんさん
返信削除朝から全部こしらえたわけじゃないよ〜。そんな手際よくないっス。
おにぎりメインだからおかずはお漬け物だけとかでも良かったんだけどさ…。
日本のお弁当といえばこういう感じのものなんですよ、という紹介もしたくて。
そちらのレポも楽しみにしてるでね〜!
>おぷーさん
返信削除本当に、心の温かい人たちばかりの職場で、父は恵まれています。
が…こんなお弁当、普段は作ってませ〜ん(汗)ちっともエラくないで〜す。
父もこまめもいつもはオランダ式のサンドイッチ弁当です。
しかも父の分は父自作だし…★
こまめの遠足の時と今回の特別企画ぐらいかな、和風弁当作ったのは。いやはや。