2週連続でスピードスケートの国際大会を観てきた。
この方を拝みに…
え?誰かって?
オランダの歴代最多メダリスト、イレーン・ヴスト選手ですよ!
2006年のトリノオリンピックで19才の金メダリストとして表舞台に躍り出た瞬間、
雷に打たれたように虜になったのだった。
ただ、気にはなっていたけど、シーズンごとに逐一成績をチェックするほどでもなく…。
ある日、友人達と会食していて、たまたまソチオリンピックの話題に。
「やっぱイレーンちゃんかっこええわあ」と口に出したのがきっかけで、
スケート界につながりのある友人がチケットを手配してくれることになった。
この友人、長野冬期五輪でお手伝いをした経験があり、そのご縁からとのこと。
ありがたや〜ありがたや〜。
場所は2大会ともオランダ北部の「スケートの聖地」的なリンクThialfにて。
1週目は「W杯ファイナル」。
北部に住む友人たちと一緒に、日本の田畑選手を応援。
招待客専用のVIP席にて。
ちびっこ達の「たばたさ〜ん」コールに気付いた選手、試合後に観客席まで来てくれました!
2週目は、「世界選手権オールラウンド」。
今度は一般席。今シーズン最後の試合とあって、オレンジに染まって大盛り上がり!
ちなみに、この仮装集団の半分ぐらいは年配の人。
鳴りものバンドもいたりして、甲子園の外野席的なお祭り騒ぎだった。
なんとなんと、目の前がスタート地点!
ズーム無しでこれですよ!
世界トップクラスの選手たちの息づかいすら聞こえてきそうなくらいの近さで、
試合前のウォーミングアップの様子や気合い注入の場面をまじまじと観察できた。
レースそのものも良かったけれど、その前後の雰囲気も含めて、ガクガク心を揺さぶられた。
美術館で本物の作品と対面した時にだけ得られるような種類の感動。
世界の頂点を実際に目にするっていうのはそれだけで価値があるのだと思い知った。
イレーンちゃんのフォームの美しさと圧倒的な強さには、一流の音楽家の演奏にも似た
神々しさがあり、インスピレーションがざぶざぶ湧いてくる泉のようだった。
彼女と同時代を生きられて良かった、とすら思う。
場外の屋台にもウキウキ☆
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