毎年恒例の公開授業。
(→前回)
(→前々回)
授業参観ではなくて、放課後に子どもが学校の教具のデモンストレーションしてくれる。
これまでこまめだけだったのだが、今年からはごまめも「教える側」。
中学年クラスと低学年クラスをお父ちゃんと交代で見せてもらうことになった。
まずはこまめのクラス(7〜10才)へ。
算数好きなこまめ、早速「数」の教具を取り出した。
前に見せてもらった「100ボード」にそっくりなので「あれっ…また?」と思いきや、
かけ算の「九九ボード」だった。
相変わらず床に絨毯しいてやってる…。
全部できたら先生に見せに行く。
先生が何枚かシャッフルしながら裏返す。
自分の場所に戻って、シャッフルされたものを正しい場所に戻す。
…という確認のステップもあった。
もちろん、ちゃんと片付けるところまでが「お仕事」。
その他の「数」の教具。
位が上がっても相変わらず「感じて知る」システム。モンテッソーリさんすごい(笑)
たしかに、大きな数になればなるほど実感が伴わなくなりがちだものね。
抽象思考や暗記による素早い計算も大事だけど、そこに至るまでの理解があってこそ。
こちらは「生物カード」。
色々な生物の生態の書かれたカードと、それを元にした穴埋め問題のカードのセット。
問題文をノートに写しながら答えを埋める。
これらの教具を自分で選んでそれぞれ取り組む、というのが主な授業風景だそう。
なので、机は班ごとに島になっていて、黒板を向いていない。
(ついでに言うと教室も四角くない)
低学年クラスとの違いは、「お人形コーナー」などの遊び場がないこと。
それから、たくさん書くようになるので、机にノートや筆記具を入れる引き出しがつく。
支給されるノートは学校に置きっぱなしで、書ききったら持ち帰ってくる。
だから、今どんなことを習っているのか、子の話を聞かない限りはさっぱりわからない。
(聞いてもわからないことも。笑)
続いてごまめのクラス(4〜6才)へ。
やっぱり床で「お仕事」してる。
カプラという積み木をやってみることにした。
えっ…?
そうくるか?! チャレンジャーやなあ…。
母は頭がカタいので、こう↓積むのだとばっかり思い込んでいましたよ。
(我が子そっちのけで夢中になってしまった ^^;)
その他の教具。
お人形遊びのコーナー。
コンピューターでサクサクと課題をやってる子もいるけれど、
やっぱりこういう「触れて学ぶ」モンテッソーリらしいものがイイ。
「読めてきたけどまだ書けない段階」のためのスタンプセット。
キーボードをバラしたようなものとも言える。
低学年クラスでは書くことは重視されていない。読めりゃいいのだ。
公開授業に行くたびに思う。「こんな学校生活送ってみたかったな〜!!」
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