まずは朝の挨拶から。
「おはようございます」はもうずっとやっててお馴染みだが、「よろしくお願いします」は
新しく導入。
空手や合気道などの武道を習っている子は「あっ、知ってる」。
そうなのだ、この挨拶、学校ではあまり使わないが、道場的な師弟の挨拶では基本中の基本。
自分の授業の場合、師弟の立場が逆転することも大いにありうるので、お互いに「よろしく
お願いします」という心づもり。
さて、初回の「一本の鉛筆」に引き続き、今回は「一冊のノート」というタイトルの授業。
まずは、日蘭のノートの実物を比較。
どこがちがうかな?
罫線がちがう… 綴じ方もちがう!
(日本のものは糸で、オランダのはホチキスでバチンバチンと綴じてある)
じゃあ、ノートがどうやってできるか見てみよう。
いや〜、工場のラインって、本っっ当に面白いですね。
次に、ノートの語源について。
なんでカタカナで書くのかな?
…外国からきたから!
じゃあ、日本や中国にはノートみたいな物ってなかったのかな?
ノートに関係ある言葉を並べてみる。
さて、問題。どの字がノートを表すんだろうか?
「面」という字がノートっぽい、と言ったKくん。うん、なんか似てるよね。
「仮面ライダーの面だ!」と気付いたLくん。なるほどー、そうくるか!
ここで授業はおしまい、と思ったら、みんな自主的にノートに書き取りはじめた。
ほほう、良い傾向。何でも書いておくのがノートだからね。
見なれたノートの生産過程には思ったよりたくさんの手間がかかっていること。
また、ビデオには映っていなかったけれど、できたノートをトラックでお店まで運ぶ人、
お店でノートを並べて売る人、そのノートを買ってくれたお母さん、買ったノートを
オランダに持って帰るための飛行機関係の人、学習グループの教室を貸してくれている人、
などなど、今日、ノートに字を書くまでには、たくさんの人の手が関わったのだよね。
…ということに思いをめぐらしてもらいたくて、授業後のおたよりにそうしたためた。
おまけ:
ラジオ体操の前に、昨日摘んだつくしを披露。
寄ってくるたかってくる ^^
やっぱり、触れられる生の情報って良いもんだ。
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