2012年4月11日水曜日

新聞紙であそぶ

月に一度の日本語読み聞かせ&遊びの会で、新聞紙をつかった遊びをやってみた。

折り始める前に、日本のとオランダの新聞を並べて見せた。
どこがちがうかな~?
縦書き、横書きのちがいはパッと見てわかるけど、「たて」「よこ」という言い方はまだ
知らない。
「日本の新聞の方が、いっぱい書いてる」という感想も飛び出た。
紙面の大きさのちがいもあるが、オランダの新聞の方が写真や余白が大きくて、確かにかなり
文章が少なく見えるなあ。

こんな感じ。この日のオランダ新聞はことさらに余白が多くてスッカスカ…。
一面の半分くらいが写真の日もあったりする。夕刊はない。


さてさて、まずは来月の「端午の節句」を先取りして「かぶと」を折るわけだが、家で試作
してみたら……小さい!
それもそのはず、数年前タブロイド版に切り替わって、大きさが約半分になっちゃったのだ。
できあがったかぶとは赤ちゃんサイズだった。

幸い、日系企業にお勤めのお母さん仲間が、会社で購読しているという日経新聞の古いのを
どっさり持ってきてくれたので、バッチリなサイズで折ることができた。



お次は、なつかしの紙鉄砲。
(折り方はこちらを参考にさせてもらった)
振り方が甘いと、パーンと勢いよく鳴らないんだよね。
ムキになるお母さんもちらほら(笑)


最後に、文字の読めそうな子を集めて、通称「ののさがし」なるゲームをした。
これ、母が子どもの頃に家の兄弟間で流行ってた遊びで、制限時間内にいくつ「の」の字を
見つけられるか競う…という、いかにも「コタツでのファミリーゲーム」って感じの遊びだ。
別にひらがなが読めなくても、「の」の字の形が図形として認識できていればできるので、
日本語の読めない外国のお父さんやおばあちゃんなんかとも一緒にできそう。

はじめは、1ページの半分の大きさ、制限時間は1分くらいが緊張感が出て良い。
見つけ次第、太めのカラーペンで印をつけていく。
すんごい集中力で黙々と「の」探しに熱中する子ども達。

タイムアップしたら、数えてみる。たくさん数える練習にもなる。

この「の」という字がポイントで、認識しやすい形である上に、頻出度がやたら高い。
少ない文字数で的確に伝えないと!という新聞独特の文体によるのだろう。


ちなみに、この日経新聞の欧州版はブリュッセルで印刷されているらしい。
オランダでのお値段はなんと…

約470円!!
これを日々購読できるなんて、さすがは企業だわい…。

参考までに:
家でとっている「オランダの朝日的な新聞」の値段は、きっかり3分の1。
日本での朝日新聞の値段(150円)とどっこいどっこいってこと。


紙の新聞なんてもはや時代遅れ…という意見にも一部うなずけるのだが、こうやって遊べる
という以外にも、一覧性とか、紙には紙の良さがあって捨てがたいよなあ…と、久しぶりに
日本の新聞をすみずみまで読んでみて改めて思った。
特に、下の方の、書籍とか何やらの講座とかの広告が面白いんだよな~☆
(約4億年前の特大アンモナイトをお届けします!…って… 笑)

2012年4月5日木曜日

復活祭の朝食会

先週の記録。

* * * * *

オランダの学校では、4月6日金曜日から9日月曜日まで、復活祭の連休。
その直前の木曜日に、小学校で「Paasontbijt(復活祭の朝食会)」があった。

登校すると、Paashaas(イースターバニー)がお出迎え。

ごまめ超緊張… 「だっこ~~~!!」


この日はみんなパジャマで登校して、その格好で持ち寄りの朝食(ブランチ)を食べる。

ご丁寧にバスローブなんて羽織ってる子もいたり…。


朝食ビュッフェのメニューはこんな感じ。

ただのスティックきゅうりも、よそゆきの華やかさ!

たらふく食べた後は、普通の洋服に着替えて、いつも通りの授業を受けたとのこと。


元は当然キリスト教の「大事な日」なのだが、むしろ「春の訪れを祝う行事」という感じ。
ごまめも幼稚園でヒヨコやらタマゴやらの工作をしてきた。
で、「たまごとひよこちゃんとうさぎさんのおまつり」ってことにしてある。

2012年4月4日水曜日

問題文をつくる(2)

先日に引き続き、また「もんだいのおはなしをつくる」問題に挑戦。

  かえるが7ひきいます。
  3びきいっちゃうと、2ひききて、なんびきになるでしょう?
  こたえは6ぴきです。

例によって「ひき/びき/ぴき」が難しい。
句読点を打つ、というのも新しいこと。


  いぬが5ひきいます。
  そこでいぬが4ひききたとき、6ぴきいっちゃうとなんびきになった?
  こたえは3びきです。

話す時と同じように書くなあ。
この微妙な拙さは、年齢的なものでもあるのかな?

こうやって書く練習って、文字にせよ言葉の知識にせよ言い回しにせよ、今まで積み重ねて
きたものを総動員しないといけないから、少々ハードではあるけど、いい訓練だ。

2012年4月3日火曜日

必死の抵抗

「なんでも自分でやってみないと気が済まない期」のごまめ。
尚かつ生粋のおこりんぼちゃんでもあるので、要求が通らないと癇癪を起こす。

で、着替えやおむつ交換の時に抵抗するなんてことは日常茶飯事。
「キレイにしないと痛くなっちゃうよ」と諭しても効き目なし。
無理やりやろうにも、けっこう力が強くて、身体をこわばらせられると手出しできない。
それでも何とか手出しをすると、暴れる暴れる。

怒りを表現するのに、「ここから飛び降りてやる!」と言わんばかりに、下半身を台から
ズイッと乗り出す。
でも足は届かないし、かと言ってジャンプして降りる度胸もない。
そうやってぶらさがって泣いている…というのが、最近お馴染みの光景なのだ。

で、そんな風に駄々をこねて泣くのは、たいがい疲れている時でもある。
その姿勢のまんま寝てしまった。

あ~あ。
おケツ出てまんがな。

(ずり落ちる前にベッドに運びました)

2012年4月1日日曜日

問題文をつくる(1)

ちょこちょこやってみている、小1算数のプリント

計算練習自体は現地校でもやっているから特に必要ではないのだが、日本語でものを数えたり、
順序立ててものごとを理解したりする助けになるかと思って、時たま取り組んでいる

最近の内容は、足し算、引き算、またそれらが両方入った問題で、単純な計算や絵を見ながら
解く文章題が出てくる。題して「ふえたりへったり」。

その中に、なかなか挑戦しがいのある課題があった。
計算式と絵を見て問題文を作れ、というもの。

まずは足し算。

ほんの3行の中に、課題がいっぱい!

・つまる音、のばす音
  「ちゅりぷ」→「ちゅーりっぷ」
  読むのは問題ないのに、書くとどうしても抜け落ちてしまう。

・ものの数え方
  「1こ」→「1ぽん」
  長いものは「ほん」、うすいものは「まい」、それほど大きくない動物は「ひき」…。
  しかも、数字によって「ほん/ぽん/ぼん」と変化する!

・時制
  「なんぼんありますか」→「なんぼんになりますか」
  なんで~?と聞かれて困った。
  「ありますか」は、今すでにそろっている数について尋ねている。
  「…になりますか」は、これから増えたり減ったりするとして、そしたらどうなる?と
  未来の(仮定の)状態について尋ねている。(直前の「…たら」がポイント)
  …ということを、6歳児に説明するのは至難の技!

  「こたえは○○でした」→「こたえは○○です」
  これもね~。
  「正解は… ジャジャーン! ○○でした~!」って言うのはアリなんだよな。
  実際、なぞなぞやクイズでもそういう言い方するし。だからそう書いたんだろう。
  でもなぜかこういう問題では「です」を使う。なんで???
  

次は引き算。


「1わとでいて」→「1わとんでいって」
「3わとんでいたら」→「3わとんでいったら」

なんわになるでしょ?って…(笑)
あ、そうなの。って返したくなるでしょ?

まあ、いきなりお手本みたいな文章が書けなくてもいいのだ。ずいぶん健闘したと思う。
そして、こまめの「純な」視点から見ると、やっぱりいろいろと不思議なことの多い「算数の
日本語」なのだった。