折り始める前に、日本のとオランダの新聞を並べて見せた。
どこがちがうかな~?
縦書き、横書きのちがいはパッと見てわかるけど、「たて」「よこ」という言い方はまだ
知らない。
「日本の新聞の方が、いっぱい書いてる」という感想も飛び出た。
紙面の大きさのちがいもあるが、オランダの新聞の方が写真や余白が大きくて、確かにかなり
文章が少なく見えるなあ。
こんな感じ。この日のオランダ新聞はことさらに余白が多くてスッカスカ…。
一面の半分くらいが写真の日もあったりする。夕刊はない。
さてさて、まずは来月の「端午の節句」を先取りして「かぶと」を折るわけだが、家で試作
してみたら……小さい!
それもそのはず、数年前タブロイド版に切り替わって、大きさが約半分になっちゃったのだ。
できあがったかぶとは赤ちゃんサイズだった。
幸い、日系企業にお勤めのお母さん仲間が、会社で購読しているという日経新聞の古いのを
どっさり持ってきてくれたので、バッチリなサイズで折ることができた。
お次は、なつかしの紙鉄砲。
(折り方はこちらを参考にさせてもらった)
振り方が甘いと、パーンと勢いよく鳴らないんだよね。
ムキになるお母さんもちらほら(笑)
最後に、文字の読めそうな子を集めて、通称「ののさがし」なるゲームをした。
これ、母が子どもの頃に家の兄弟間で流行ってた遊びで、制限時間内にいくつ「の」の字を
見つけられるか競う…という、いかにも「コタツでのファミリーゲーム」って感じの遊びだ。
別にひらがなが読めなくても、「の」の字の形が図形として認識できていればできるので、
日本語の読めない外国のお父さんやおばあちゃんなんかとも一緒にできそう。
はじめは、1ページの半分の大きさ、制限時間は1分くらいが緊張感が出て良い。
見つけ次第、太めのカラーペンで印をつけていく。
すんごい集中力で黙々と「の」探しに熱中する子ども達。
タイムアップしたら、数えてみる。たくさん数える練習にもなる。
この「の」という字がポイントで、認識しやすい形である上に、頻出度がやたら高い。
少ない文字数で的確に伝えないと!という新聞独特の文体によるのだろう。
ちなみに、この日経新聞の欧州版はブリュッセルで印刷されているらしい。
オランダでのお値段はなんと…
約470円!!
これを日々購読できるなんて、さすがは企業だわい…。
参考までに:
家でとっている「オランダの朝日的な新聞」の値段は、きっかり3分の1。
日本での朝日新聞の値段(150円)とどっこいどっこいってこと。
紙の新聞なんてもはや時代遅れ…という意見にも一部うなずけるのだが、こうやって遊べる
という以外にも、一覧性とか、紙には紙の良さがあって捨てがたいよなあ…と、久しぶりに
日本の新聞をすみずみまで読んでみて改めて思った。
特に、下の方の、書籍とか何やらの講座とかの広告が面白いんだよな~☆
(約4億年前の特大アンモナイトをお届けします!…って… 笑)
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