今日のこまめの取り組みは、音読がメインだった。
仕組んだわけではなく、成り行きでそうなっただけだが。
半世紀以上前に出版された、ロングセラーの絵本だ。図書室で借りてきてあった。
読み聞かせ済み。面白くて印象に残ったのか、自分で読んでみたくなったのだろう。
かなり長いお話(全47ページ)だが、時間をかけて一度で読み切った。
こういうことに挑戦できるのも、お休みのいいところ。
初版が1947年ということで、いろいろ目に留まるものがあった。
車は流線型だし…
すごい内線電話だし…
誇張じゃなく、きっと本当にこういう世の中だったんだろうなあ。
こまめ「でんわぼっくすって何?」
…携帯はおろか、固定電話すら家にない頃があったんだよ、と話したら「へ〜んなの」と。
この他にも、「ひじょうかいだんって何?」「えいがさつえいじょって何?」等々、これまで
聞いたこともなかった言葉がたくさん飛び出した。新しい言葉=新しい知識に触れるきっかけ。
虚構の撮影の話なんかしちゃっていいのかな?と一瞬ひるんだりもして…。(テレビのヒロイン
は実在するとかいろいろ信じてるお年頃なので)
それから、またひとつできることの増えたごまめ。
ひとりで上れてはいたのだが、下りることができなかった階段。
2階の子供部屋で遊ぶことの多いこの頃、いちいち「下にいく〜」と呼び出されるのも面倒
だったので、「こうやって後ろ向きに下りてみてごらん」と教えてみた。
最初はコワゴワ…。
この後、自力で行動の自由を手に入れたうれしさが開花。
何度も何度も、上っては下り、下りてはまた上り…を繰り返していた。
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