月に一度の読み聞かせの会でも、遠足のテーマをひきずって、ヤギやらブタやらの家畜の
出てくるお話をとりあげた。
そして、お楽しみ実習:チーズ&バター作りにも挑戦!
う〜んと昔、まだ日本にいた頃、牧場遠足の体験コーナーでやったのだったが、あまりの
単純さに感動したのをよく覚えている。
手順は簡単、生クリームを空き瓶に入れて、ひたすら振るだけ。シャカシャカ!
途中、ホイップクリーム状になったような感触で、あまり音がしなくなるが、それでも
引き続き振る振る振る。
すると…
固形物と液体に、しっかり分離!
腕力にもよるけれど、10〜15分ぐらいで、ふわふわバターの出来上がり〜。
クラッカーに塗って試食…♪
べったりもっさりしてなくて、とってもおいしい。
「いらない液体」の方も飲んでみたら、こくのある牛乳って感じで美味!
(記憶では、もっと水っぽい味気ないものだったのだけど…)
チーズの方は、あたためた牛乳にレモン汁を加えて凝固させるという作り方。
布巾でこして、出来上がり。おぼろ豆腐みたい。
残ったのをいただいて帰って、晩のおかずのサラダにもパラパラ。
余談だが、オランダでは生クリーム(Slagroom)は安い。
一般的なのは250mlのプラカップ、それで100円もしない。
500mlの紙パック入りなんていうのもあり、そちらは約170円。
その安さの理由、Wikipediaによると…
欧米では、脂肪分(クリーム)を取り除いた低脂肪(脱脂)牛乳がダイエットなどの
理由から人気(普通の牛乳より販売高が高いこともある)があるため、その影響で
クリームの価格が安い。日本では、逆に特濃牛乳など、脂肪分の多い牛乳の人気が
高いため、クリームを取った牛乳の多くを捨てなければならず、結果として日本では
クリームの値段が高い。
へー、なるほど。
たしかに、「半濃(halfvol)牛乳」がこっちではメジャーだもんなあ。
(その分、チーズやらアイスクリームやらでバッチリ脂肪分カバーしてるっぽい人も大勢
見かけるなあ…★)
牧場遠足のクイズの問題の中に「牛乳からなにができるの?」というのがあったのだが、
意外と子ども達には難しかったよう。
だいたい、「乳製品」という概念がない。
今回のバターのように、材料と完成品の間のプロセスを、もっと見せたり触らせたり
しないといけないなあ。
へええ、安いのはそう言うわけか。
返信削除NZではリッター売りもよく見かけたよ。
>ぺっぺんさん
返信削除リッター売り…の、クリーム?! そりゃすごい…。
何に使うんだろ?
昔住んでた下宿先(studentenhuis)の冷蔵庫に、
「Fat is Fun」って書いた磁石が貼ってあったの。
非常に納得。
低脂肪だのLightだの、おいしくないよな、って思うもん。
おいしいものは危険なのだ。
(危険なものがおいしいとは限らないけどね)