2012年10月28日日曜日

体験入学 〜1年1組での日々〜

S小学校は、滞在先のマンションから徒歩5分という至近距離。
ドキドキの初登校は、一家揃って学校へ。
とにかく「外人」の父とチョロチョロ愛らしく動き回るごまめに注目が集まりまくり、
それがちょっと恥ずかしくてイヤ…みたいなこまめ。
好奇心と人懐っこさ全開のクラスメートに、母は心和んだんだけどね。


時間割は毎日5時間。
授業は、算数が楽しかったようだ。繰り上がりや繰り下がりのある計算。
運動場での体育は初めて。オランダでは体育館のみなので。
図工展に向けた絵画制作もやった。こまめは出品しないので持ち帰り。

お楽しみの給食、そして掃除。オランダにはどちらもないので、貴重な体験だ。
初日には給食当番もさせてもらったそう。食器を運んで重かった、と。

休み時間のお気に入りは「うんてい」。
オランダの学校にはないのだが、ハマったらしく、毎日遊んでいたらしい。


そして、量は多くはないのだが、毎日きっちり宿題が出た。
  国語:漢字ドリルかプリント、またはカタカナプリント。
     音読。
  算数:計算プリント。
書き取りがあまり好きでないこまめはちょっとブツブツ…。
みんなやってるんだよ、と励ます。

親や託児所の人の送迎が基本なオランダとちがい、日本では自分で通うのが当たり前。
1週目の後半からは、こまめも他の子と同じように自分ひとりで通うと言い出した。

最終日の1日前の5時間目に、授業参観があった。算数の授業。
わかっているはずなのに、決して手は挙げないこまめ。やっぱり恥ずかしいのか…。
母はその後の懇談会にも出席、先生のお話を他のお母さん達と聞くことができた。

その時ウロウロ見回していたら、こんなものが教室のうしろの掲示板に貼ってあった。


週1で配られるクラスだよりにもこまめの紹介を載せて下さったし、やんちゃな1年坊主
に囲まれて手一杯だろうに、よくして下さったと思う。
こまめは手がかかるというタイプではないが、それでもいろいろ気を遣っていただいた。
2週間だけの通学というのと、本人が気後れしてモジモジしていたからか、特定の仲良し
さんができたりしたわけではないが、みんなに名前を覚えてもらい、こまめの方も何人か
の名前を覚え、楽しく過ごせさせてもらった。

それで恩返しというわけでもないが、乞われてオランダ紹介の授業をやってきたのだが、
その話はまた次回。

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