2012年10月27日土曜日

体験入学 〜手続き編〜

3週間の一時帰国中、こまめは2週間小学校に通ったわけだが、まずは、そこに至った
ことの流れから。

おまめ一家は、事情があって実家に大勢で押し掛けて行って泊まることができないので、
里帰りの際はいつも実家の近く(徒歩で30分強の距離)にあるウィークリーマンションに
滞在している。
そこから私の母校のY小学校までこまめの足で歩かせるのはなかなか大変そう…。
なので、そちらではなく、滞在先の最寄りのS小学校に通わせてもらえるよう打診。
これが夏休み明けのことで、出発の1ヵ月前くらい。

とりあえずS小学校に電話してみた。
「市の教育委員会に決定権があるので、先にそちらに問い合わせるように」とのこと。
ただ、1学期にもイタリアからの子が他学年に来ていたりして前例はあるそうなので、
かなり大丈夫そう!
しかも、通学を希望している時期は、ちょうど運動会が終わった後らしい。
大きなイベントと重なると先生にも悪いし、練習練習でこまめも面白くないだろうから、
特に何もない時期で良かった。

教育委員会に電話をして、簡単な電話面談。
通学予定の子の日本語のレベルは?(読み書き日常会話…まあぼちぼちOK)
給食があるので、アレルギーとかないですか?(日本のごはんなら何でも食べます)
体育なども普通にできますか?(全く問題なし)

…で、あっさり許可。
持ち物など詳細は直接S小学校と連絡を取れとのこと。

S小学校は「手ぶらで来て下さってもよいですよ〜」とおおらかな対応。
まあ補習校で使っているモノがあるので、ある程度は持って行くことにした。
ランドセル、上靴、教科書(たまたま同じものだった)、ノート、筆箱、水筒、
給食用ナプキン、クリアファイルなど。
体操服は、適当なTシャツと短パンを持参。体育館シューズも。
図工で使うクレパスと、自由帳、下敷きは日本で購入。
音楽で使う楽器(ピアニカ)は学校で貸してもらった。

3クラスある1年生の1組に入れてもらうことになる。
担任は女の先生で、1クラスの人数は約30人。

日本到着後、通学開始までに市役所内の担当課で面談。
書類に必要事項を記入し、保険の説明を受ける。
(海外旅行保険に入っていたのでこの傷病保険には入らなかったが、年間450円とのこと)

私立幼稚園の体験入園時には万単位のお金がかかったが、公立小学校で必要な経費といえば、
給食費のみ。
自治体によると思うが、162円/日という破格でバランスの取れた調理したての食事が供給
されるなんて、素敵すぎる!
オランダのこまめの学校では、昼休みの保育料を同じ位払わないといけないっていうのに。
しかもお弁当は持参で…。

さて、市役所からS小学校にまわり、そちらでも面談。
校長先生はお留守だったので、教頭先生と。
緊張からか、極度の恥ずかしがりに変貌したこまめ、促しても挨拶できず…。
先生はにこやかに応対して下さったけど、大丈夫かなあ??


以上、
自治体によって対応はちがってくるかもしれないし、校長先生の一存で決まる所もあると
聞く。実家の誰かが直接面談に行って話を進める所もあるらしい。
こまめの場合はこんな風にことが運んだ、という一例なので、ご参考までに。

2 件のコメント:

  1. このごろ更新がされないなぁと(笑)思っていたら、日本に帰ってらしたんですね〜!
    面談の様子を読んでいてこちらまでドキドキしてきました…でも、めったに無い経験で、きっとこまめちゃんなら楽しめた、かな?

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  2. (Y)さんへ
    お久しぶりです〜、夏休み以来かなりサボってました(笑)
    そちら方面に遠征の予定がなかったので、お声がけせずに失礼しました…。
    日本滞在、慌ただしかったけど、ほっこりもできたので、満足です。
    ごくわずかながら目の保養もして来れたので、そんな記事もまたいずれ。

    オランダに戻ったら寒くてビックリしました!
    今朝はちょっと凍ってましたよ〜。

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