2013年4月22日月曜日

前途多難?!

補習校2年生になり、ボチボチ宿題が出始めた。
科目は相変わらず国語と算数。
国語は音読・書き取り・作文の3本立て。
漢字は「読 雪 言 南 春 今週」など、一気に画数が増えた。ヒー。
算数は「時刻と時間」のプリントだった。

相変わらず算数が好きなようで、ホイホイ取り組む。
一見むずかしそうな問題も、ちょっと解説を加えたら「あ!そういうことか」と、理屈で
納得して、解き進めることができる。

問題は、国語の課題。
読みは、感情をこめてそれっぽく読めるのだが、なんせ書くのが苦手。
理屈じゃないからね、書き取りや作文は…。
ほぼ毎回、泣くわ怒るわのヒステリー状態に陥る。
サポートする者としては、平常心を保つ訓練みたいな感じ。(ピキピキ…)
書けるようになりたいし、白紙で出すのもイヤだ、と言うからサポートしてるのに…。

例によって「できるようになりたいんだったら、練習するしかないんだよ」と諭すのだが、
今日はちょっと別の切り口で話ができた。
算数の難しめの問題を解き終え、達成感にひたっていた時。
「ほら、やったらできるやん!(と褒めまくる)
ちょっとがんばったらできる子なんよ、こまめは。
どんなにがんばってもできなかったら、それは仕方ない。そういうこともある。
でも、(やりたいのに)がんばるのがいやだって泣くのは、なんかちょっとズルくない?」
…と。そしたら、わかってくれたような様子。
(冷静な時は話が通じるんだけどね〜)

とことん苦手だとか、嫌悪感だとか、もうネガティブな気持ちしかなくって、放り出しても
良いと本人が思うんだったら、努力することを放棄してもやむを得ない、と思う。
細く長く楽しめる別のアプローチに切り替えるだけだ。
でも、本人ができるようになりたいと望むのなら、心を鬼にして「泣くのはやめなさい!
ハイ、練習続けて」と突き放すのもひとつの方法。

でも…、才能というかセンスみたいなのもあるしな…と、時々思う。
たいして努力しなくても、耳からスイスイ入ってくる子や、見た字を楽々覚えられる子、
思ったことをスラスラ書ける子もいるだろう。
そんな高みを目指さずとも、「楽しめる範囲でホドホドに…」という親心もないではない。
が、楽器の習得しかり、ある程度かじりつくことで越えられる壁もある。
その「ある程度」が「どの程度」なのか、見極めるのは至難の業だなあ。
特に、こう頻繁にヒステリー起こされるとね…。


こまめのつぼみが花開くのは信じているけどね。
いくら水をやっても、開きたいと花自身が思わないと、咲かないよね。
まだまだ自覚のない花に水をやるのも親の役目か…。

2 件のコメント:

  1. うちは逆。
    算数がネック。
    難しいね、時間と時刻の単元。

    ・・・お互いがんばろー。

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  2. >ブロちゃん

    誰にも得手不得手はあるんだよね。
    でも、Hちゃんは、できない/やりたくないからって、
    泣いたり怒ったりしないでしょ?
    感情表現にもいろいろあるのよねえ… ハー。
    書き取り練習に限らず、片付けだとか、他のことでも
    キーッてなるんだよね、時々。
    どうやったらスイッチ切り替えられるのかなー。
    (10かぞえさせるとかではもう鎮めきれない)

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