2013年5月9日木曜日

身軽なうちに

こまめごまめが不在の祝日(Hemelvaart/キリストの昇天)。
「タイヘン!助けて!」な電話もかかってこないから、お泊りは順調ってことでしょう。

お父ちゃんと朝から晩までふたりっきりだなんて、えっ、何年ぶり???
やっぱこんな時は…ってことで、買物&映画にアムステルダムへ繰り出すことにした。
久しく行ってないユトレヒトの街散策と迷ったんだけど、ユトレヒトで公開中の映画で
ピンとくるのが何一つなかったので。

祝日で午後から営業の店が多いらしい、ってことで、昼食を家で済ませてからのんびり
出発することにした。
子連れではえらく疲れそうな「雑貨屋さんや古着屋さんをちょこちょこ覗きながら出たり
入ったりブ〜ラブラ」を堪能。服や靴の試着もなんのその。身軽ってスゴい…。



晩ごはんの後で観た映画は、公開されたばっかりの『グランド・マスター』。


昔からミニシアター系の映画が好きで、ウォン・カーウァイ監督の名前にはなじみが
あったのだけど、実際に彼の作品を観るのは初めてなことに気付く。
絵作りがなんとも綺麗だな〜!というのが最初の感想。完璧主義者っぽいな。
話ももちろん面白かった。まさに激動の時代の大河ドラマ。
「静かでちょっぴり暗くて眠くなりがちな映画」の好きな私と、アクション映画の好きな
お父ちゃんの好みのオーバーラップゾーンかな、と思ってチョイスしたけど、まさにその
通り、二人とも楽しめた。

上映会場は、アムステルダム中央駅の向かいの「eye」。
昨年のオープン以来、ずっと気になっていた場所だった。
建築もインテリアもレストランのごはんもアクセスも、どれをとってもイイ感じで、
かなり気に入った!

映画が終わったあと、館内でコーヒーを飲みつつ余韻にひたったりして、子無しを堪能。
電車バスで家に帰って時計を見たら、12時1分前!…という、まさにシンデレラ状態。
そんなこと、普段はありえないからねえ。
新鮮!…と同時に、やっぱりちょっぴりサミしかったりして。

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