2013年3月6日水曜日

小さな宗教観

気候がマイルドになってきたので、再び近所の子と公園で遊ぶようになった。
昨夏に出会って以来すっかり仲が良くなった2つ下のAちゃんと、公園のすぐ横のおうちの
Jくん(2つくらい上かな)と、何やら議論になったらしい。

Jくん「神さまなんかいないよ。いるわけない。」
Aちゃん「そんなことない!そういうこと言うと、ばちが当たるよ。雷バシャーン!って。」
こまめ「私は…どっちだかわからない。」

…模範的ともいえる、非常に日本人的回答ですな、こまめ(笑)

「Aちゃんは神さまが世界を作ったって言ってたけど、私はビッグバンだと思う。」
とも言っていた。

で、母からも少しお話。

Opa(おじいちゃん)も教会に行ってるよね。Aちゃんちの神さまとおんなじ神さま。
クラスの友達のRちゃんとかお父さんの会社のUさんちみたいに、アラーっていうまた別の
神さまを信じてる人もいるし、いろいろなんだよ。
で、いろんな神さまがいて、みんな仲良くしようねーっていう人もいれば、うちんとこの
神さまだけが本物だ、あとのはダメ!ってケンカふっかけてくる人もいる。

お母さんはどう思ってるかっていうとね…
石とか森とか海とか風とか空とか、いろんなところに神さんがひそんでて、だから神さんは
たくさんいて、でも人の形はしてないんだ。
人の力を超えた何か不思議な力を神さんって呼んでるだけ。
で、毎日おいのりしたりはしないけど、そういう不思議なものってあるんだろうなーとは
思ってる。

世界の始まりはビッグバンだって思ってる人もいる。
お母さんもそう習ったしそうかなーって思ってるけど、実は誰も本当のことは知らない。
誰も本当には見たことないからね。
だから、神さまが作ったっていう人もいるし、始まりも終わりもなくてずーっとグルグル
まわってるって思ってる人もいる。いろいろだね。

…ってな感じ。
こまめの小学校では宗教の授業というのはなかったと思うが、こういうちょっと哲学的な
話は(私が)好きなので、大きくなったらいろいろ掘り下げて一緒に考えてみたい。
『ソフィーの世界』をネタに議論したりとか、楽しそう…。

今は、科学的な知識を学校で教わって、世界観を形成しつつある時期。
ごまめが「おひさまねちゃったねー」とか言うと、「おひさまは眠らない!」とかマジメに
反論したりするから、どっちも正しいよ(どっちの見方もありなんだよ)と言っている。
真実はひとつではなく、時と所によって変遷するということを知るのは、まだまだ先かなー。

ちなみに父は無神論者の合理主義。
現代科学を信じきっているので、科学的根拠のない話は全て眉唾(ソースを出せ!的な)。
たまに論拠にボロが出たりするので、隙はいっぱいある上、論理的でない言動も多々ある。
ま、人間なんてそんなもの〜☆


インラインスケートの練習。
おっとっと〜!


ごまめはゆる〜くキコキコ。


こんな穏やかさがずっと続けばいいのに、週末からまた真冬のようなお天気だってさ…。

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