2015年4月18日土曜日

一冊のノート

土曜日の学習グループ。
まずは朝の挨拶から。


「おはようございます」はもうずっとやっててお馴染みだが、「よろしくお願いします」は
新しく導入。
空手や合気道などの武道を習っている子は「あっ、知ってる」。
そうなのだ、この挨拶、学校ではあまり使わないが、道場的な師弟の挨拶では基本中の基本。
自分の授業の場合、師弟の立場が逆転することも大いにありうるので、お互いに「よろしく
お願いします」という心づもり。


さて、初回の「一本の鉛筆」に引き続き、今回は「一冊のノート」というタイトルの授業。

まずは、日蘭のノートの実物を比較。
どこがちがうかな?
罫線がちがう… 綴じ方もちがう!
(日本のものは糸で、オランダのはホチキスでバチンバチンと綴じてある)

じゃあ、ノートがどうやってできるか見てみよう。


前半の約8分半を、字幕の部分を私が読んで解説しながら、かつ実物を横で確認しつつ、鑑賞。
いや〜、工場のラインって、本っっ当に面白いですね。


次に、ノートの語源について。
なんでカタカナで書くのかな? 


…外国からきたから!
じゃあ、日本や中国にはノートみたいな物ってなかったのかな?

ノートに関係ある言葉を並べてみる。


さて、問題。どの字がノートを表すんだろうか?

「面」という字がノートっぽい、と言ったKくん。うん、なんか似てるよね。
「仮面ライダーの面だ!」と気付いたLくん。なるほどー、そうくるか!

ここで授業はおしまい、と思ったら、みんな自主的にノートに書き取りはじめた。
ほほう、良い傾向。何でも書いておくのがノートだからね。


見なれたノートの生産過程には思ったよりたくさんの手間がかかっていること。
また、ビデオには映っていなかったけれど、できたノートをトラックでお店まで運ぶ人、
お店でノートを並べて売る人、そのノートを買ってくれたお母さん、買ったノートを
オランダに持って帰るための飛行機関係の人、学習グループの教室を貸してくれている人、
などなど、今日、ノートに字を書くまでには、たくさんの人の手が関わったのだよね。
…ということに思いをめぐらしてもらいたくて、授業後のおたよりにそうしたためた。


おまけ:
ラジオ体操の前に、昨日摘んだつくしを披露。


寄ってくるたかってくる ^^
やっぱり、触れられる生の情報って良いもんだ。

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