2015年4月4日土曜日

キツツキの長い舌/キツツキになってみよう

国語の授業でもう1人の先生が取り上げた題材が「きつつきの商売」という物語だったので、
私の担当した副教科の時間ではキツツキについて別の角度から掘り下げてみることにした。

まずは動画鑑賞。
「ビデオ見たい人〜」と声をかけると、「ハイハイハイ!」とすごい勢いで集まってくる。
NHK教育のライブラリに非常に興味深いネタがあったので、それをみんなで観た。(2分半)



ひととおり感想を言い合った後、 「キツツキになってみよう」と題した穴あけ実習へ。
これまたとがっていたり刃のある工具を使うので、救急箱の存在を思い出させる。

用意した角材に、ねじ錐(キリ)を使って穴を開けてみる。



力を込めて、ねじ…ねじ…と交代で穿つこと5分ほど。深さ3cmほどの穴ができた。



次に、鑿(ノミ)と木槌でカンカンカン。


鋭い刃先と重い木槌の衝撃で、さっきよりは楽に彫り進む。



あれやこれややってみて、あの小さくて軽い鳥が、くちばしと首の動きだけで深い穴や
大きい穴を開けられるのがいかにすごいか、ということを体験的に学んだ。

とても印象に残ったのは、われもわれもと作業に取りかかった5人の子が、
「次は誰それね」「あ、〇〇、だめだよ、次は△△の番だよ」と、順番のルールを自然に
言い出して、彫る係・支える係が公平に回ってくるように自治的に解決していたこと。
こんなに成長していたんだな、と秘かに感動した。やってくれるぜ、3年生!

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