2011年4月13日水曜日

ミニ文化祭


今日は、月に一度の読み聞かせ&お遊びの会の日。
今月は「にじいろ文化祭」と題して、日本の絵本や遊びなどを紹介した。
常連メンバーがそれぞれお友達家族を2組までご招待して、いつもの公民館に賑やかに集合。
ゲストは、よちよち歩きの小さい子から4歳ぐらいまでのかわいいお客様とそのお母さん達、
中にはフランスから訪問中のおじいちゃんまで!


まずは、受付と同時に、短冊に毛筆で名前を書いてプレゼント。

今回は大半を事前に予習しておいたので、わりとまともな字になったかな。
「季庵(キアン)」「慈英曇(ジェイドン)」「鞠紗(マリサ)」など。
ついでに日系の子の名前も。


それからみんなでおやつタイム。
おせんべいやおかき、手作りの日の丸クッキーなどを食べる。


おやつの後、1冊目の「2カ国語読み聞かせ」は、おなじみディック・ブルーナのうさこちゃん
シリーズよりうさこちゃんのたんじょうび』。オランダ語版は『Het feest van Nijntje』。

日本語、オランダ語を1ページずつ交互に読んでいく。
もちろん本家オランダでの「うさこちゃん」の認知度は抜群。それを未知の日本語で耳にする
もんだから、面白いやらきょとんとするやら。『ドラえもん』を中国語で聞くような感覚かな?


続いて折り紙のワークショップ。

初心者&小さな子でもお母さんと一緒に簡単に折れるような「チューリップ」や「犬」などを
紹介。
受け身で「見る」「聞く」だけでなく、手を動かしてやれることなので、みな夢中だった。


その延長で、「だまし舟」のマジックショーのようなことをやった。
ゲスト代表で、とあるお母さんに帆先をつまんでもらい、目を閉じて、また開けると…
あら不思議!で、子ども達は大喜び。
後で楽しく遊んでもらえるように、タネを子ども達にゆっくり見せるのがポイント。
たくさん折っておいたものを帰りがけにおみやげとして持って帰ってもらった。


それから2冊目の読み聞かせ、『ぐりとぐら』。
Tip en Top』というタイトルで蘭訳されているのだ。(※絶版、中古のみ)


子ども達の年齢層が思ったより低かったので、全員でやろうかと思っていたじゃんけん大会は
なしにして、大きめの子達(4〜5歳)を集めて片隅でやった。
新聞紙・ハサミ・石ころを用いてルール説明。
とっさに手をグーチョキパーの形にするのが難しそうだった。練習あるのみ?!


会場の一角には、日本の小物や絵本・写真集などを並べたディスプレー台を用意した。



壁に文字の表(ひらがな50字、カタカナ50字、教育漢字1006字)を貼っておいたので、興味を
持ってくれたお母さん達に説明することもできた。



その他、飾っておいたお手玉も実演したし、おもちゃを手に取って遊んでくれているところも
見かけた。


大いに盛り上がる中、グループの主宰者の挨拶があり、恒例の『げんこつやまのたぬきさん』
「またね〜!」とお開きに。
大人も子どもも楽しんでくれたようで、あっという間の2時間だった。
集まった会費(€3/1家族)は、被災地の子ども達を支援している Save the Children に募金
することになっている。
被災地の子ども達が、この子らのように、何の不安もなく笑顔いっぱいで思いっきり遊んだり
おいしいおやつを夢中になって食べたりできる日が一日も早く訪れることを願ってやまない。

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