2011年4月3日日曜日

気圧の谷 通過中

地震から3週間以上が経った。
当初のショックは少しずつ薄れつつあり、そのかわり何か別の重い気分にすり替わっている
ような気がする。

街頭募金、チャリティー遠足と立て続けにイベントがあり、その間に病気になったクロちゃん
が逝ってしまった。そんな密度濃い日々に放出したアドレナリンが一段落ついたのだろう。
低気圧がやってきた、そんな感じ。

インターネットからの情報で頭がパンパンというのもある。
思いっきり身体を動かしたり、音楽の練習に没頭してみたりしたいと心身が求めている。
こういう時、自然と「型」や「反復」「規律」を求めてしまうのだと気付いた。

ごまめがいてはなかなかスポーツに精を出したりということも叶わないので、家事の中の行為
で代用してみたりする。どっさりある洗濯物をいつもより丁寧に畳むとか、庭の草取りや松の
剪定など、些細だが手を使うことに集中してみる。
子どもの頃何度も練習した定番曲を聴いて指だけおさらいしてみたりもする。

甘っちょろい気苦労しかない私でさえこうである。
被災された方々の先の見えない不安はいかほどのものであろう。
それから、彼らを支える立場にある人達にも、愚痴や弱音を吐き出し受け止めてもらえる場が
ちゃんと用意されていることを祈らずにはおれない。



そうそう、もうひとつ、スカッとする曲があったことを思い出した!
これも「型」「反復」「規律」の典型。
それにしてもおっちゃんら楽しそうやのう…。

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