2014年1月8日水曜日

漠然とした不安

暖かい季節に一時帰国できそうな見通しが立った。
1年半ぶりなので、家族皆ちょっぴり浮き足立っている。

日本ではほぼ平日なので、こまめに「またS小学校に行ってみる?」と聞いたら、
「えっ…」と微妙な表情になって、そのまま押し黙ってしまった。
お父ちゃんも横から「ありえない。バケーションなのに、毎朝早起きするなんてまっぴら」
とか言ってる。

………。

なんなんだ、この温度差は。
私にとって、そして親子にとっての日本語の大切さをあんなに力説しても、どこかでまだ
私のホビーとか思ってるんだ…。


こまめはこまめで、最近、伝えたい内容に表現力が追いつかなくなってきているのが顕著。
何やら言おうとしているがどうにも分かりにくい時、「それってどういうこと?」などと
聞こうものなら、プンスカ怒りだして「もういい!」って話すのをやめてしまう。
手持ちの語彙で「それはこれこれこういうことで…」って説明するでなし、オランダ語に
置き換えて話すでなし。スッと一筋縄で会話できない状況に腹を立てているのだろう。
かといって、どうにかできるようになりたいと模索するわけではない。

このままいったら、どうなっちゃうんだろう…?


一方のごまめは、なんでこんな子が私たちから生まれたのか??というくらい努力家で、
しかもその努力を苦労と思わないというか、自分の限界にチャレンジする気概があるタイプ。
(しかしながら、小食を克服するとか、そっち方面の努力はしないようです。笑)
自主的に勉強したりギモンを追求することがごく自然にできるっぽい。
言われなくてもやる、質問も飛び出す。それに応える形でいろいろ教えられるので、
はっきり言って教える側としても楽しい。

なんなんだ、この温度差は…。


向き不向きとか、興味の対象とか、母親との関係とか、いろんな理由がミックスされて
この状況なのだろうと思う。
算数とチェスの得意なこまめ。作文や書き取りにはやや苦手意識があるっぽい。
苦手なことを克服できれば理想的、でも同じ時間を得意なことを伸ばすように使うことも
できる。
「母のコトバ」に無理に縛りつけなくともよかろう、と思う自分と、せめて土壌を整えて
やりたい、と思う自分のせめぎ合い…。



クリスマスマーケットにて、お友達と一緒にマシュマロを焼くふたり。

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