2014年1月13日月曜日

体験レッスン第2弾

先週のコーラスに続いて、今週は「合気道」。

しばらく前、学校の体育の時間に一回だけの出張授業があったそうで、その時から面白そうと
言っていた。こういう形で日本の文化に触れるのは願ってもないこと。
冬休みの間はお休みだったので、ようやくお試しに行ってみることができた。

場所は大きめの体育館。
着いてみたら、競技用の畳をみんなで敷き詰めているところだった。
壁に掲げられた毛筆の大きな「合氣道」の文字と、創始者の肖像写真に向かって、静かに
礼をしてから準備運動に入る。
手首のストレッチをする時に「いーち、にーい、さーん、…」と日本語が聞こえてきたので、
一緒に見学していたごまめも「おやっ?!」という感じで目をまるくしていた。

参加したのは6才〜11才のグループで、こまめも入れて12人(男の子4人・女の子8人)。
初めてで勝手のわからないこまめに、つきっきりで受け身の仕方を教えてくれる子、
二人組になって…という時に進んでペアになってくれる子、など、みんなとても親切だった。

先生は中年の大男(失礼…)。
ほとんど声を出すことなく、静かに指導していく様は圧巻だった。
かといって、ギャラリーも沈黙を守らねばならないかというと、そうでもない。
端っこで見ている保護者が話をしたり、ごまめがパタパタ走り回ったりするくらいでは
途切れるような集中力ではなかった。その辺の雰囲気というか鍛錬も見事。

印象に残ったのは、繰り返し行われる受け身の練習。
転んで、立つ。転んで、立つ。
座位から・立位からなどのバリエーションはあるけれど、基本はこれの繰り返し。
完璧主義気味で失敗を嫌うこまめには、転んだって立てばいいのだ、という単純なことを
身体で覚えるのにすごくいいと思った。

次の時間帯には青年&成人の部の練習があるため、続々と人が入ってくる。
道着を着た2メートル近いオランダ人のおっさん達、ハッキリ言ってコワイっス ^^;
若く美しいお姉さま方もちらほら。ほんとに「老若男女のスポーツ」なんだなあ。

その中のひとりの青年がこちらにいそいそと近寄ってきた。
遠目に目が合った瞬間わかったのだけれど、日本語が話したくて仕方なかった様子。
聞くと、高校生の頃、宇治市に1年間ホームステイ&留学していたとのこと。
最近は話す機会もなくなったらしいが、十分流暢だ。
まだ若いのに(23才)、先生らしいということもわかった。

そんなこんなですっかり打ち解け、三人三様に「面白かったー!」と帰宅。
ごまめもすっかり「ワタシもやりたい」モードになったけど、まだ小っちゃすぎるからなあ…。
大きい方の先生に「今何才?」って聞かれて「4才」と答えたら、うーんって考え込んでたし。

さてさて、どうなることやら。

2 件のコメント:

  1. いいんじゃないの?いずれかっこいい道着の写真が見られるかな。

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  2. >ぺっぺんさん
    ごまめはともかく、こまめに格闘技なんて思いつきもしなかったけど、
    実はあの子に合ってそうで、ビックリしたよ。
    心身ともに「相手を傷つけずに自分を守る」って、大人でもなかなか
    難しいよね。「転んで起きる」と共に身に付けてほしいなあ。

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