2011年8月21日日曜日

気取らないパリのごはん

気取らない食事…というか、ごまめがいると気取りようがないのだ。
初日の晩に懲りたので、しゃれたレストランに着席しての素敵なお食事はスッパリ諦めて、
別の楽しみ方を探した。


誰かさんの留守宅に滞在していたので、当然朝食の手配も自分達で。
どこのパン屋さんもだいたい7時くらいから開いているので、毎朝、近所のパン屋さんに
焼きたてを買いに行くのは母の担当だった。

クロワッサン、パンオショコラ、ブリオッシュ…

大きいので、これひとつでもおなかいっぱい。
すっかりそのことを忘れていて、つい買いすぎてしまってばかり…。
これと果物、カフェオレが毎朝のメニューだった。



昼ごはんは、やはり外で。お弁当やサンドイッチなどを公園や路上で食べた。

「パレロワイヤル」なる高貴な名前の庭園で日本式のシャケ弁当やカツ丼などを食べる一行。



暑い日のおやつ休憩。引き続き外。

バナナシェークが大当たり!父が注文したものを、味見どころか飲み干してしまったごまめ。

ハッカ水は、どことなくノスタルジックな味。ハミガキ粉のようでもある…。
「menthe à l'eau」=「万太郎」と覚えていた。



晩ごはんも、これまた徹底的に外で!

2日目:セーヌ川沿いの「Paris Plages」のビーチカフェで。

ガレットというそば粉のクレープの、これはお子様セット。具はハムとチーズ。


3日目:ヴィルマン公園で、まず出来合いのサラダやお惣菜などを「オードブル」に…


そしてメインはピザのデリバリー
ピンクの風船を目印に、お店の近くの公園や運河の土手にピザを届けてくれるのだ!

オバマ(パイナップルのチャツネ&グリルベーコン)、アフロディテ(茄子のグリルとフムス)、
ガンジー(インド風スパイシー)など、ネーミングもトッピングもユニークで、ピザの形態をした
エスニック料理と言った方がいいかも。


4日目:モンスリ公園にて、中華のテイクアウト。

写真には写っていないが、揚げたての春巻きとブロッコリーの炒め物が絶妙においしかった。
野菜不足にはありがたい。


そして最終日:友達が手料理を振る舞ってくれた。


自家製のパンも。



5年前、こまめが赤ちゃんの頃に訪ねた際は、母乳とビン入りの離乳食を与えていれば済んだ
ので、大人は好きなものを食べていられた。ぐずることもなく、本当に楽だった…(遠い目)

対してごまめは、気が短い上に食に関してはどちらかというと保守的で、日本人街で調達した
おにぎりとか野菜の炊き合わせとかいったものに随分救われた。
朝に仕入れたブリオッシュなど柔らかめのパンを「おしのぎ」として携行していたので、それ
も役に立った。バゲットのサンドイッチは皮の部分が小さい子には硬すぎて、噛みちぎるのに
難儀していたのだ。

スーパーマーケットにはすぐに食べられるお惣菜の類はなく、せいぜいサラダぐらい。
デリカテッセンにはいろいろといいものが並んでいたろうに、バカンスでお休みだったり、
たまたま通りかかった辺りにはなかったりでお世話になることができなかった。残念。

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