2011年11月11日金曜日

シント・マールテン

11月11日は、シント・マールテン(Sint Maarten)の日。
暗くなったら(だいたい6時過ぎ〜7時半ぐらい)子ども達がランタンを手に歌を歌いながら
家々をまわってお菓子をもらう。
短い歌にはいくつか種類があって、幼稚園や学校などで習ってくる。紙製のランタンも、毎年
工作で作って持って帰ってくる。

母が初めてこの行事に参加したのは、こまめがおなかにいる時だった。
およそのあらましを父から聞いていて、小さなポリ袋に駄菓子を何種類か詰め合わせたものを
カゴ一杯用意していた。後から知ったのだが、だいたいどこもキャンディーひとつとかグミの
小袋ひとつとか。どうりで、「ここんちスゲー!」と目を輝かせていた男の子がいたわけだ。

今年の目玉は、何といってもごまめのシント・マールテン・デビュー!
一昨年はおなかの中だったし、去年はまだ小さかったのと、天気が悪すぎたのでお留守番。
今年は穏やかなお天気との予報で、いよいよ一緒に歩いてみることに。
それはすなわち母のシント・マールテン・デビューでもある。いつもお留守番で、歌を聴いて
お菓子をあげる係だったから。

ごまめには、一昨年にこまめが作ったカボチャのランタンを持たせることにした。
去年のキノコのランタンは、雨でビショビショに濡れた上に、ものすごい強風で跡形もなく
吹き飛んでしまったので…。(そんな悪天候でもまわりたがったのだった)

近所の公園の周囲は、場所柄「こどもフレンドリー」な家庭が多く、まわる方にとっても
超定番コースなようで、玄関先はおろか外に椅子を出して座り込んで常時待ち受けている
人もいるくらい。
ちなみに、呼び鈴を押されたくない(=参加したくない)お宅は、電気を消して暗くして、
居留守を使わないといけない。


家では歌えていたごまめも、やはりよその人の前ではダンマリ。
でも、お菓子をもらえるということはすぐに理解して、そこは熱心に参加していた。
歩くのが大好きなごまめだから、夜のお散歩も楽しかったようだ。


小さな手提げカバンに一杯のお菓子を手に、「よかったね〜」(byごまめ)とウキウキ帰宅。
無難な棒付きキャンディーと小袋入りビスケットを食べて、残りは明日以降ちびちびと消費
するのだが、5歳のこまめはともかく、ごまめには与えたくない甘〜いお菓子がどっさり。
(家では普段、こまめにも飴やチョコレート、グミなどは与えていない)
こまめには「毎日ひとつずつね」と言ってあるが、いつのまにか忘れ去ってくれますように〜
と母は期待していたりして…。

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