2011年11月14日月曜日

クルマの話

スイミー』で有名なレオ・レオニの『せかいいち おおきなうち』という絵本がある。
まだ読んだことがなかったのだが、補習校の図書室で見かけて迷わず借りてきた。

身軽でええやん、という哲学が本当にしっくりきた。
絵も美しいし、とてもいい絵本。返すのが惜しいくらい…。
たまたま同じ日に我が家に新しい車がやって来たのだが、それを選んだ理由のひとつが
「身軽さ」だったので、その偶然に更に心を打たれた。

新しい車、と書いたが、新車ではない。古い中古車が新しい中古車に入れ替わっただけだ。
状態さえ良ければ、新品である必要はないと考えている。
スタイリングの面でも、少し前(10〜20年くらい前)の車が好みなのだが、あまり古いと
メンテナンスが大変なのと燃費も悪そうなので、今回選んだのは4年前の車。

前の車は、こまめ誕生後に買ったステーションワゴンだった。
走行20万kmを超え、あちこち不調が出てきたのだが、もう大きなベビーカーを積み込む必要
もないので、コンパクトでスポーティーな、そう、まさに「身軽な」タイプに替えたのだ。

車の買い替えというと、年齢とからめてステップアップをイメージする人も多いだろうが、
「どんどん大きく」が吉と出る場合ばかりでもない、とレオ・レオニも言っているように、
むしろライフスタイルの変化に従って小気味いい方向にシフトするのもいいだろうと考えた。
そういう成長の仕方もあるだろうと。

ただ、補習校通いは高速道路を使うし、同じく高速道路で2時間ほどかかる所に定期的に会う
親戚がいたりするので、あまり軽すぎるのも快適ではなさそうで却下。
かなり好みのちがう父と、かろうじてオーバーラップした候補があったので、それに決めた。


週末の運転はウキウキ気分の父に譲り、今日初めて学校の送迎に使ってみた。
うん、小気味いい。

本当は、車なんて持たない方がずっと身軽なんだろうけど。
好きなんだよな、運転するの…。(←元バイク乗り)

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