2011年11月3日木曜日

秋の夕暮れ

このところ、宿題に押されてなんとなく手薄になっていた季節の俳句
外はせっかく色づいているのだから…と、久しぶりに画像を集めてきて書き取り練習とした。

  日の暮れの背中淋しき紅葉哉(小林一茶)


こまめ「また!なんでいっつも『かなー、かなー』っていうの?」

母には馴染み深い「暮れ行く山の端」も、暮れなずむ空を背景に浮き上がる電柱や電線も、
ここオランダでは見ることのない景色…。


日がずんずん短くなり、夏時間(サマータイム)から冬時間に戻ったので、日没が一段と早く
感じられる。「晩ごはんまで外で遊んでおいで」というのも無理になってきた。
そんな暗い日々、オランダの家々では、ローソクをともしたりして、暗いながらも心地の良い
雰囲気を楽しむ。日本式の陰影礼讃とはまた違う、暖色系の薄暗がりだ。
おなかのあったまるジャガイモ料理、熱々のスープや煮込みが食べたくなる季節でもある…。

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