2011年11月24日木曜日

きみにはねがあったら…

最近はもうずっと、限られた時間の中で補習校の宿題をこなすことが最優先になってしまって
いて(※)、私の立場もなんだか代理人のようで(支給されたものを横流しするような…)、
実際のところ、イマイチ面白味に欠ける。
しかし、通常の全日校の後、補習校の宿題をやらせて、その上更に自己流の何かを…となると、
要領の悪いこまめには、軽く容量オーバーなのだ。
ブログを始めた当初のような、手作りの教材で試行錯誤して「一緒に学ぶ」という感じとは
ちょっとちがってきているので、とりたてて報告するようなこともないような気がしていた。
だが、そんな中にも時折気付きがあるので、そういったことを書き留めて行こうと思う。

例えば、こんな問いがあった。



こまめの答えは…

「アフリカ」は、オランダの学校でいろいろと習ったばかりだったから、異郷への憧れが
募ったのだろう。(なんだかいかにもヨーロッパ的だな。)
そして、「ニホン」。カタカナで何でも書いてみたい時期なのだ。
ひらがなで書くんだよ、と修正させたら、どうにも腑に落ちないようだった。当たり前だ。
「にほん」と書いても「ニホン」とは書かない。なぜ?

カタカナは、外国(日本以外の国)の国や人の名前を書く時に使う。
「日本」という名前は日本語で、だからカタカナでは書かない。
…と説明したのだが、いずれ「ちゅうごく」「かんこく」の存在を知ったら…(冷や汗)。
どう説明しよう? 誰か、いい知恵ないですか??



(※)宿題最優先をめぐるあれこれ
学校で用意されたものをこなすというのは、場合によっては楽なのだろうと思う。
自分であれこれ思案して準備しなくてもいいから。でもなんだか物足りない…。
これさえやっておけば大丈夫という安心感よりも、これしかやらなくていいのかな?という
疑問がずっとある。
もっといい成績を!とかそういうことじゃなくて、学校での勉強をベースとしたアプローチに
限定されてしまうのがなんかしっくりこないんだろうな。
せめてもうちょっと軽々こなしてくれればね、勉強に限らず、工作や手芸や音楽や、いろんな
ことを空いた時間にしてみたいのだけど…。
じゃあ思い切ってやめてしまって、家庭でやればいいじゃないか!…とあっさり決断できない
理由は、集団のありがたさ。
親以外の先生やお友達と過ごす一日の意味は、文字や数の学習なんかとは比べられないくらい
大きい。悶々は続くのだった…。

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