2012年2月16日木曜日

個人懇談と通信簿

現地校の個人懇談があったので、放課後、父と一緒に行ってきた。(ごまめも…。)
先週のうちにもらっていた通信簿と、先日の全国学力テストの結果を見ながら、担任の先生と
15分話す、というもの。

通信簿の項目や評価の仕方は学校によっていろいろあるようだが、こまめの学校では以下の
ようなもので、それぞれ「はい/いいえ」「習得済み/取り組み中/未習」などの評価に加え、
先生がつらつら書いてくれたコメントがつく。

Onderbouw / groep 2  低学年クラス 6歳児

 【こころ】…社交性、情緒面の発達
   性格、性質、自信や責任感の有無、授業中の態度
   大人(教師)やクラスメートとの関係 など

 【からだ】
   手先の器用さ(運筆、ハサミ、靴ヒモ結び など)
   運動神経(スキップ、ケンケン、着替え)

 【ことば】…国語=オランダ語の学習
   発話、読解、音韻
   絵画造形、演劇、音楽表現

 【かず】…算数
   100までの数の概念、足し算、引き算、平面図形、立体
   時計の読み方、週や季節の概念

 【総合評価】


芸術分野が「言語」のカテゴリー、季節の概念が「数」のカテゴリーに分けられていたのが
ちょっぴり意外。

こまめのクラスでの振舞や発達具合も気になるところではあったが、それよりも、冬休みが
明けて着任された新しい先生がどんな人か気になっていたので、初めて落ち着いて話すこと
のできる機会がありがたかった。

成績そのものは、ほぼ問題無し。
算数など、どんどん進めていったら良いとのことで、ひとつ上の中学年クラス(7~9歳児)
にちょくちょく「お客さん」として参加させてみましょうとのことだった。

唯一の弱点:耳慣れない(日常会話で使わない)語彙の強化は、オランダ語での読み聞かせを
今よりも頻繁にする、ということで、父が発奮中。
テレビの「こどもニュース」なんかも観せた方がいいかな?

母は引き続き日本語に専念する、という姿勢については、褒められも咎められもしなかった。
ニュートラルな先生なのだ。

それもあって、前の先生が通信簿に書き残してくださったコメントがとてもうれしかった。
「土曜日には日本式の学校に通い、日本語の読み書きも一生懸命頑張っていることを思うと、
 ほんとうに頭が下がりますよ!
 こまめさん、2ヶ国語が読めるなんて、とてもすばらしいこと。大いに誇りに思ってね!」


最後に、おなじみのやりとり:
「着替えや食事がもうちょっと早くできるといいですね」「ハハハ…(苦笑)」
…もはや誰にも解決策は思い浮かばないんだよ~。

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