2011年12月5日月曜日

シンタクラース!

あっという間に師走に突入!
…と同時に風邪っぴき。週末はグッタリ。

くたばっている間に、父・こまめ・ごまめの3人で、季節のスパイスクッキー「pepernoten
(ペーパーノーテン)」を作っていたみたい。
そばぼうろ」の、花の形のじゃなくて、つぼみ状のに似ている(…って、わかるかな?笑)
小さくて丸くて硬いお菓子なのだが、焼いている間に全部くっついてしまったらしい。
それをバラバラに割って保存してあったのを、今日になってからおやつに食べてみた。

さくさくしておいしい!やっぱ買ってくるのとはちがうな。
専用のスパイスミックスなんてモノを使うのね。その芳しい香りが、頭痛と吐き気のせいで
昨日は全くダメだったのだけど、今日はおいしく感じられる。元気回復した証拠ナリ。


さてさて、今日は例の白いおひげのおじいさんがやって来る日。
小学校にもお越しあそばした。当然、黒いお供を数人引き連れて。
全校でお迎えし、歌を歌って捧げたり、各教室をまわったりしてもらったりしたそうだ。
そして、良い子のみんなは「宝の部屋」で好きなおもちゃをひとつ選んでもらえるという、
超ワクワクなお楽しみがある。
悪い子は、麻袋に入れて連れて行かれて、こき使われ…ていたのは、昔々のことで、今は
もうやらないんだよ!とこまめが言っていた。へー。

去年は「お子様メイクセット」をもらってきたこまめ。
今年は…

こういう、キノコ型のピンを穴に差し込んで絵を作るものを選んできた。
へー、いいねいいね。

これにはごまめも飛びついた。ひたすら「つまんで、挿す」というお仕事に夢中に!
こまめは、見本を見ながら同じような形に並べてみるという、幾何学造形のようなお仕事。
見事にそれぞれの年齢に合わせて同時に楽しんでいたので、感心。



さて、Sinterklaas(シンタクラース)のお祝いは、家族で祝うもの。
親戚で集まって大掛かりにやる家もあれば、我が家のようにちんまりとやる家もある。
5日の夜が正式なのだが、周りに聞くと、週末にやってしまったという人もいるようだ。
クリスマスほど日付に厳格じゃないのかな?

大きい子や大人の場合、凝った工作ラッピングを施した贈り物に、韻をきかせた詩を添えて、
皆の前で披露しながら贈り合う。らしい。
家では、娘ふたりがまだ幼いので、贈り物はシントさんが下さる。

晩ごはんの後、ほんの少し油断していた隙に、2階の子供部屋で物音が!
こまめが駆けつけると、窓が開いていて、プレゼントの入った袋が置いてあったそう。
良かったねー。
風邪菌絶好調=すなわち身体絶不調の中、贈り物の最終調整をしたシントさんも、キミたちの
喜びっぷりを知ったら、きっと報われて微笑まれてることでしょうよ。

明日にはお供や白馬と共に船に乗ってスペインへ帰ってしまわれるというシントさん。
また来年〜!

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