2011年12月10日土曜日

授業参観

先月あった補習校の授業参観日を風邪で欠席したので、先生が個別の参観を提案して下さった。
それで、朝礼と1時間目の授業を見学してきた。


9時半、体育館にて朝礼。
ラジオ体操をしたり歌を歌ったりする。学習発表会までは、課題曲の「上を向いて歩こう」や
校歌を歌っていたが、今日は師走ということで「もう〜いくつ寝ると〜♪」と「お正月」だった。
体操、座ってお話を聞く、歌、起立礼…、ごまめも横でチョロチョロ参加。


9時50分、1時間目。
教室に戻り、日直当番さんの掛け声に合わせて朝の挨拶。
それから、日付、お天気、曜日の話など。
板書しつつ、わざと濁点をすっ飛ばしたりして、子ども達のツッコミを受けまくる先生。
さすが、必要なことを教えつつ、皆の気持ちをノセるのもうまいなあ。

「今日は、こまめちゃんの妹のごまめちゃんもいますね。」
…というところからすかさず「妹って、こまめちゃんより大きいの、小さいの?」「じゃあ、
おねえさんは?」など質問していく先生。的確に言葉を駆使して説明できる子、発言はしない
けれどなんとなくわかってる子、いろいろだ。

語彙カードのようなものでいくつか濁点や吃音の練習をしてから、本日の書き取り。
「の」と「め」、どちらも形を取るのが難しい。
書き方をみんなでおさらいしてから、それぞれの練習用紙に鉛筆で練習。
この時ばかりは、元気はつらつでガサガサしがちな教室もシーーーン。みんなすごい集中力!
先生の添削も済んでしまった子は、言葉を絵にするプリント(「くも」と「やさい」)をやって
みんなが終わるのを待つ。

その後、各文字の言葉集めの発表。
手を挙げて、先生に当てられて、出てきた言葉を先生が黒板に書いていく。
時々わざと濁点をすっとばしたりして、お約束のツッコミ。
「○○ってなーに?」と質問して、みんなの説明を募ったりもする。描いてきた絵を見せる子も
いる。

たまたまこまめの隣の席の子がお休みだったので、椅子に座らせてもらったごまめ。
まったく、これじゃあまんま『となりのトトロ』ですがな…。
似てるなーとは思っていたけど、うちのメイちゃんはやっぱりとことんメイなのだった。

で、残りの宿題プリントも提出して、休憩。
ここまで1時間、実に盛り沢山で、みんな集中力をつなぎながらよく頑張った。

こうやって実際に見せてもらえたおかげで、持ち帰ってくるプリントにどうやって取り組んで
いるのか、察しがつくようになった。
それから、他の子たちの様子=この年齢独特の落ち着きのなさ(元気の良い健全な感じ)を
見ることができたのもありがたい。長子のこまめにはついつい近視的に対処しがちなのだが、
これで少し客観的になれそう。もうちょっと大らかに接することができるかなー?


10時50分、休み時間。
体育館脇の屋内ホールで、鉄棒して遊ぶから見にきて!とこまめが誘うのでついて行った。
当然ごまめも。

で、両手ぶらさがりに挑戦していたかと思ったら…

な、なんと、あっさりクリア! ス、スゲー…。
いや、もしかしたらこれくらい普通なのかもしれないけれど、こまめは未だに前回りどころか
「ツバメ」(腕で上体を支えてピーンと静止)すらできないし、さか上がりなんて夢のまた夢
という感じ。母も鉄棒やうんてい・のぼり棒の類は超苦手だったから、そんなもんか〜という
認識で、ごまめの快挙が超人的に見えてしまうのだ。
ちっこい手なのに、けっこう握力あるんだなー。羨望。

下に畳が敷いてあるので、校庭では鉄棒なんて見向きもしなかったこまめですらこんなことが
できるようになっていた。
ブルーの畳、競技用かな?こんな色があるとは知らなかった。
硬すぎず柔らかすぎず…さすが畳、独特の質感。普通のナチュラルな畳より耐久性が良さそう
(少なくとも表面の毛羽立ちは少なさそう)だし、子ども部屋の一角に置くのもいいかも?
…なんて一瞬思ったが、一畳3万円もするのか…。ショボーン…。


ちなみに、1時間目はいかにも「文字と語彙のお勉強」という感じだが、この後の2時間目は
おはなしづくりのプリントを見ながら「会話」の授業。
2クラス合同のお弁当の前には歌を歌い、お昼の後の3時間目は集団遊び、4時間目は絵本や
紙芝居。そして下校は午後3時半。濃い1日である。

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