2011年12月23日金曜日

怒る母と姉妹の仲

冬休み初日。いきなり波乱…。

まずこまめ。
クリスマスディナーにつけていく予定だったパーティー用のキラキラのヘアバンドがあったの
だが、前に使った後にちゃんと片付けていなかったせいで行方不明だった。
子供部屋もけっこう散らかってきている。
時々は私が片付けるが、自分でやらせないことには習慣づかないだろうと考えて、放っておく
ことも多い。しかし、散らかっていてもちっとも気にならないタイプのようなのだ。ハァ…。

それで、「お昼の時間までに済ませてね!」と昼前に片付けをスタートしたのだが…
終わらない。
とっ散らかったモノの中からヘアバンドが出てきたらいいな、そしてそれが教訓となったら
尚良し…と思っていたので、ほとんど手伝わなかったせいもあるのだが… 時間かかりすぎ!
「お母さん達がお昼ごはん食べ終わるまでに食べに来なかったら、テーブル片付けちゃうから
ね!」と言い聞かせてあったのに。

次にごまめ。
「少しだけ」の約束でつけたテレビの幼児番組。消したら、やっぱり大泣き。
毎度のことなのだが、いつもに増して激しく泣き叫ぶ。
こりゃ疲れてる証拠だ、要昼寝かな…と思いつつ昼ごはんを出すと、機嫌が直らずにちっとも
食べない。好物のブドウだけ数粒食べて「もうおしまい!」と言い放つ。
ちょっと食べては遊びに行ってまた戻る…みたいなこと、よくやるんだこの人。

なんだかとってもドライな気分だった母。
何度か忠告したのに、こまめも下りて来ないし。
で、思い切ってぜーんぶ片付けてしまった。
もうお昼ごはんは店じまいだ!一食ぐらい抜いたって死にゃせんわい!
慌てたごまめが「ちょうだい〜〜」と大泣きしても知らん顔。
「いらんって言うたやろ、だからもうおしまい。」と取り合わない。

母が本気だと悟ったごまめは、大泣きしながら、大事な「安心毛布」をひきずりつつ、寝室の
方へ歩いていく。フテ寝でもするんだろうな…と思っていたら、なんと階段を上がっていった。
2階のこまめのところへ行ったのだ。
「ごまめちゃん、どうしたの?」と慰めてもらう声、そして楽しげに遊ぶ声が聞こえてくる。

ちょっとビックリした。ひとりで泣くかと思っていたのに。
こまめの存在が、ごまめの中でそんなに大きくなっていたとは。
心細い時に頼れるお姉ちゃんがいてよかったね、ごまめ。
あれもこれもイヤんなっちゃった時に、ここぞと信頼してもらえてよかったね、こまめ。
そうやってずっとずっと支え合って生きていっておくれ…。

腹は立っていたものの、なんだか心温まった出来事。

あ、ちなみに、ヘアバンドは出て来なかった。依然として行方不明。ハァ…。

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