2011年12月11日日曜日

お話を再現する

補習校で毎回もらってくる「おたより」。

こんな風に、その日にやったことがわかるようになっている。
いつもは読んでもらった絵本の題名が書いてあるところが、今回は…

「どんな話を聞いたか、子どもに尋ねてみて下さい。」と。
ふむふむ。じゃ、いっちょ聞いてみるか。

いきなり「どんなお話だったの?」と聞いたら、漠然としてつかみ所がないようで、ちょっと
言いにくそうにしていたので、まずは誰が出てきたか、それから次にその登場人物達が何を
したのか、聞き直してみた。

すると、とっかかりができて伝えやすくなったからか、順を追って話を再現してくれた。
それも、びっくりするほど克明に。
一晩明けてのことなのに、よく覚えてるなあ…と感心したし、それを日本語で私にわかるよう
に言える、というところにまた成長を感じた。
「学校で何やったの?」と聞いても、「遊んだー」とか「忘れたー」といった答えしか返って
こなかった2年前からしたら、大進歩だなあ。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。オーストラリアで3歳半娘と10ヶ月息子2人の子育てをしているのほほん母ちゃんと申します。継承語教育、なかなか難しいと感じる毎日です。

    誰が出てきたか、どんなことしたのかと聞いたら、取っ掛かりが出来たとのこと、なるほどーーと思いました。
    年齢のこともあると思いますが、何をしたと聞いても何も返ってこないので、今度は聞き方を替えてみようと思います。

    補習校通いを視野に入れていないのですが、このようなお便りを拝見すると、母親だけでカバーできないところがいっぱいあると思いました。
    いつも娘に対してどんな風なアプローチをしようかと、とても参考にしています。これからも楽しみにしています。

    返信削除
  2. >のほほん母ちゃんさん (…すてきなHNですね 笑)

    コメントありがとうございます。
    質問の仕方で引き出せる答えが変わってくるという、まさにその点において
    自分も開眼したような気がした出来事でした。
    実はそこに至るまでにちょっとしたヒントがあったのですが、それについては
    また近日中に記事を書いてみようかと思っていますので、お楽しみに☆

    補習校通いについては、いまだに気持ちが揺れています。
    おっしゃるように、家で提供できないことの価値は確かにあると思います。
    しかし、家でしか提供できないことも、逆にまたあるのではないでしょうか。

    弟くんが言葉を覚えて話し出すと、また状況が変わってくるでしょうね。
    母姉弟、三人一緒に遊びながら覚えることも多いと思います。
    楽しい発見がいっぱいありますように! 
    お互い頑張りましょうね〜。

    返信削除