2011年7月8日金曜日

おにぎり にぎにぎ

風鈴の俳句、シール貼り。

バラバラの文字を正しく並べる。


数日にわたってこまめが「今日は私がごはん作ってもいい?」と聞いていた。
炊事するのか?!と思いきや、どうやらしまじろうの中古DVDで見た「ラップでおにぎり作り」
というのがどうしてもやりたくなったらしい。
しゃもじで炊飯器からごはんをすくって、ラップで丸めて、ふりかけの入ったお皿で転がして
まぶしてできあがり!…という、まあ調理というよりは粘土細工に近いような作業。
ごはんが炊きたてすぎて、熱くて握りにくかったことを除けば、まあまあの出来で、楽しんで
やっていた。


このおにぎりとセットで「でんでんむしの形をしたロールサンド」もDVDに出てくるのだが、
なんというかキャラ弁の系譜とでも呼びたいような「見た目で勝負」なタイプ。
子どもがおいしく楽しく食べられ、台所仕事にも親しめるのは結構なことだが、微妙な違和感
を感じなくもない。
「○○の形をした食べ物」よりも、「畑でこうやって育ってとれたんだよ、生のときはこんな形
や匂いがするんだよ」というようなことを伝える方が、リアルに生きてる感覚につながりそう
に思うのだが、そんなのは古くさい食育観なんだろうか?

あ、キャラ弁☆については、趣味の1ジャンルとしては敬意を表しますです。
朝から複雑な造形処理、お見事としか言いようがない。

5 件のコメント:

  1. おむすび、おいしそう!お皿、オランダですね〜!
    特に誰かが作ってくれたおむすびは格別おいしいんですよね。
    わたしもごちそうになりたいわ〜。

    食育という言葉、正確にはどういうことなのか?を今確認してみると

    食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。

    とwikiに書いてありました。

    むむむ。。。奥深い。。

    なかなか育たない野菜や、
    採れたてのトマトのおいしさ、
    その時期しか食べられないきのこや山菜、
    みんなが集まるから食べられるごちそうや特別な日の器、分け合って食べること。
    病気のときのおかゆ。
    そういうことが私のなかにある食に関する大切なことです。

    このでんでんむしの形のロールサンドで食について伝えられるか?というと
    実際に見ていないのでなんとも言いがたいですが
    食に興味をもってもらう入り口といったところでしょうか?
    このロールサンドも食育につなげることはできそうですが
    教える大人側が持っているメッセージ/意識がポイントになりそうですね。
    私が伝えたいことを伝えるのにはもう少し手を加えないと感じます。

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  2. 私自身、「食育」について特に熱心というわけではないのです。
    まあ普通に「出されたものはできるだけ残さない」とか、「なるべく
    バランスの良い食事を」とか、季節の食べ物、食卓での行儀とか、
    そんなことをちょこちょこ話したりするぐらいで。
    あと「いのちをいただくありがたさ」とかね。

    目で見て味わうということに関しては、おせち料理やちらし寿司の
    飾り切りに始まり、懐石料理の盛りつけなど、日本文化のれっきと
    した一分野なので、それ自体はすばらしいことなのだと思います。
    和菓子なんて、芸術品だよね。
    それから、私達の子どもの頃にもタコさんウィンナーやうさぎリンゴ
    なんてあったし、楽しく食べるのはいいことなのよね。

    ただ、そういう側面ばかりに注目するっていうのはどうなんだろうなー
    とふと思ったのです。
    幼児教育ビジネスの大手、つまりとても影響力のあるところの発信する
    メッセージなだけに、ね。
    まあこのDVDの対象は2歳児なので、「楽しい」がメインでいいのかも
    しれないけどね。
    ちょこっといろいろ考えるきっかけになりました。

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  3. 追伸。
    なんでこんなことをつらつらと思うに至ったかというと、こまめが
    見よう見まねで「でんでんむしのロールサンド」を作った時に、
    大量の不要パーツが出たからです。
    当然「それも食べきれ!」と命じましたが。

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  4. この記事からわたしもいろいろ考えはじめましたよ。
    日頃は意識してなくても少し時間をとって考えてみるだけで
    結構自分の中で大切なものがちゃんとわかっているという感覚があって驚きました。
    でんでんむし、不要パーツでないようにデザインされてたらよかったですね〜。
    子供のころ同じ様なことして「それも食べきれ!!」ってわたしも言われてました(笑)

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  5. その後、シリーズの他のDVDを見てみたら、「いろんな色を食べよう!」など
    バランス良い食事について言及されていたり、年間で多角的にアプローチして
    いることがわかってちょっぴり安心しました。
    (うちのは中古だけど、元々は定期的に購読するようなものなので)

    飾り切りの無駄、細かく刻んで別の一品に混ぜたり、きんぴらにしたり、
    大人ならいろいろと工夫できるのですけどね。
    うまく再利用できた時には自画自賛したくなったり(笑)

    オランダではサンドイッチはパンを丸ごと食べるので忘れていたけど、
    そういえば日本のサンドイッチはパンの耳を切り落とすのでしたね。
    残った耳を油で揚げてラスクにしていたっけなあ、実家の母は。

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