2011年7月30日土曜日

音読カード

初めての音読カードがいっぱいになった。


予想通り、音読を始めて2ヵ月で埋まった。
最後の1冊は「さあ読みましょう」と取り組みの中でやったのではなく、気がついたらごまめ
に読んでやっていたもの。やはり赤ちゃん絵本は敷居が低い。
カードには記していないが、自分から読み始めた歌詞のブックレットなどもある。
ひらがなのみではあるものの、お稽古を始めて半年あまり、「文字から文へ」の移行は順調と
いっていいだろう。

音読の具体的な効果のほうは…というと、まず、声に出して読むことで「ことばの切れ目」が
わかっているかどうか確認できる。(単語が文中に埋没しているので。ちなみにオランダ語は
英語と同じく一語一語の境界が明確)

また、読み聞かせや普段の会話ではあまりない「○○って何?」という質問も良く出る。
自分で読むからこそ、意味の取れない言葉にひっかかるのだろう。

見ていると、「は(ha/wa)」「へ(he/e)」の読み替えはわりと自然に覚えたようだ。
どちらかというと「はな」を「わな」と読んでしまう、といったことの方が多い。
音読に限らず、童謡や俳句の暗唱なども含めて、自分で声に出し言葉の持つリズムや抑揚を
身体で覚えさせるやり方は、ネイティブ話者である親がそばにいるからこそできる、まさに
「口伝」。
毎日は無理でも、細く長ーい習慣になるよう、できるだけ続けてみたい。

そうそう、1つ読むごとにご褒美としてシールを貼るようにしていたのだが、全部埋まった
ご褒美にはちょっとしたモノを何かひとつ買ってやることにした。
何がいいか聞いてみたら、いつも行くスーパーのガチャガチャをやりたいと言う。ムム…。
ご褒美としてはあまりにも刹那的すぎる。
髪をいじったりするのが大好きなので、いつも身につけられるカチューシャはどう?と提案
したところ、すごく嬉しそうにしていたので、近々一緒に選びに行く予定。




追記(2013. 4. 14)

久しぶりに読み返してみた。
「ガチャガチャぐらい、ご褒美なんだから、やらせてやっても良かったな」というのが
まず浮かんだ感想。
第一子と対峙して試行錯誤していると、いろいろと近視的になりがち、という良い例。
譲れない線も当然あるけれど、もうちっと緩〜く子育てしてもいいかもね、自分。



追記の追記(2013.11.1)

結局、カチューシャだってすぐ壊したりなくしたりするんだから、使えるものかどうか、
後に残る景品かどうか、なんてホントにどうでもよかったんだよね…。
ご褒美なんだから、「頑張ったら嬉しいことがあった」っていう印象だけで十分なんだ。
や〜れやれ。

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