2011年10月13日木曜日

朝月見

秋が進み、日がずいぶん短くなってきていることを、日没の早さではなく、日の出の遅さで
感じるこの頃。朝が暗い。
でも、今朝はそのおかげでいいことがあった。

昨夜見そびれた満月を、今朝見られたのだ。それも、朝ごはんの食卓で。
7時半でもまだ暗い空に浮かぶ澄んだ月に、最初に気付いたのはこまめだった。
南西向きの窓から見えた沈み行く月は、それはそれは明るく、まさに名月。
思わず部屋の灯りを消してみた。そしてテーブルには小さなロウソクひとつ。
バターやジャムを塗るのはもう済んでいて、あとは食べるだけだったので、それで十分。
窓辺には、月明かりと白みつつある空のほの暗い明るさで朝刊を読む父。
時間の流れはいつもと同じはずなのに、不思議とバタバタしない。
思いもかけず風雅な朝食となった。


放課後のおやつに、先月作り損ねたお月見団子をこまめごまめと一緒に作った。
ごまめも成形に参加。…といっても、母が丸めたものをこね直しただけだが。

「丹波黒豆きな粉」なる品が発掘されたので、それをぶっかけて。
こまめもごまめも、甘くしたきな粉が大好き。
お皿に残ったものをなめそうな勢いだったので、牛乳にまぜてみたらそれも大ヒットだった。

後から調べてみたら、この頃の月のことを「豆名月」と呼ぶそうで、きな粉で大正解!


オマケの拾い物。感動。

2 件のコメント:

  1. あ!うちもです。
    今朝、娘が「おかぁさ〜ん、おつきさま!」と教えてくれました。うちはテーブルからは見えないのでしばし眺めてからの朝食になりましたが、食べながらお月見、贅沢な朝ですね♪

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  2. >(Y)さん
    おお〜、偶然!
    子どもって、こういう「異変」に敏感ですよね。
    ドバッと散らかった部屋に一点目新しいモノが混じってるだけで即反応したり。
    上の階から眺めるお月さまも素敵だったでしょうね〜!

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