2011年9月21日水曜日

こことか宇宙とか

水曜休みはありがたい。
義務感(やらされてる感・渋々モードとも言う)の強い宿題は月・火に片付けておいたので、
今朝は「おうちならでは」なことを。

取り組み内容の順番はこまめに決めさせた。せめてそれくらいの選択権は与えようと…。

・点つなぎ(1〜80)
   80までいってゴールしたら、そのまま口頭で100まで数え続けていた。

・「い&こ」穴埋めクイズ

   宿題プリント。「い」の字のバランスが向上している。

さんすうプリモン 1ねんせいの問題より「なんばんめ(1)」

   試しに1問目を説明なしでやらせてみたら、前から4人全員を選んでしまった。
   まさにこのプリントをやってみようと思い立った、思惑通りの展開。
   オランダ語で順序を表す数字の概念(英語でいうところの first, second, third)は既に
   知っていたので、それらの言葉をそのまま当てはめて説明する。
   こういうちょっとした言い回しも意識して取り上げていかないと、聞いておぼろげに
   意味はわかったとしても、自分で使う応用の段階まではなかなかいけないだろう。

・音読『かにむかし』続き
   牛の糞や石臼など、仇討ち隊のスカウトが完了したところまで。

・読み聞かせ
 『かわ
   敬愛してやまない加古里子の、工学博士らしい科学絵本。
   山上の雪どけ水から雄大な大海に至るまでの水の旅と人々の暮らしがよくわかる。
   ラストのスケール感の大きさといったら!
   いわゆるお話の本ではないが、ある意味すごい物語、叙事詩だと思う。

 『ぼくのいまいるところ』
   同じく加古里子作。絵は北田卓史。ちょっぴりレトロSFチックでいい感じ。
   「ぼくが今いるここ」を、自宅の庭から地球上、さらに宇宙スケールで意識する話。
   この本だけでも十分面白いが、実は次に見せる動画の伏線なのだ。

・動画『Powers of Ten
   上記の絵本のような内容をシームレスに展開した驚異の映像。
   遠く宇宙の果てまでいったら、キューンと引き返して来て、今度は手の甲から細胞内の
   ミクロの旅へ…。
   1968年、チャールズ&レイ・イームズ(建築家・デザイナー・映像作家)の作。


これこれ、こういうことがしたいんだよ、こまめと一緒に、私は。
受験勉強みたいに文字や語彙の訓練に明け暮れるんじゃなくて、情報や知識の押し売りでも
なくて、この世界のいろんな感触を、多様な切り口から感動と共に分かち合いたいんだ。
一緒にワクワクしたいんだー。

週に1回、いや、月に1回でもいいから、「こりゃ楽しんでるな」という手応えの伝わって
くるような取り組みができたら本望だわい。

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