2011年1月30日日曜日

性質いろいろ

近頃ごまめが絵本を読めとリクエストしてくる。
お気に入りの絵本をワッセワッセと運ぶ姿はいじらしい。
(現在1歳2ヵ月のごまめは、ハイハイもせず歩きもせず、ずっとお尻でいざっている。
よって、片手に絵本を掲げ、もう片方の手で「漕ぐ」形になる)

こまめはそういったことはしなかった。
もちろん、絵本を読んでやると喜んだが、自分から熱烈にアピールするということはなかった。
何かにつけてこのような性質のちがいが顕著になってきた。

上記のように、ごまめは積極的で、いろいろ思いついては即行動にうつす。
好き嫌いもかなりはっきりしていて、感情表現も鮮烈だ。大いに笑い、大いに怒る。
見切りを付けるのが早く、「おしまい!」と思ったらもうおしまいなのだ。
人の言うことに耳を傾けることができるかどうかはもう少し大きくならないとわからない。

対するこまめは、来る者は拒まず去る者は追わず。
こちらが提案したことをすんなり聞き入れてノッてきてくれる。受け身ともいえる。
粘り強く、熱中が持続するタイプで、一度何かを始めたらなかなかやめない。
「もうやめたら?」とこちらが心配になるくらい、本を読み続けたり課題をやり続けたりする。
細かい作業が好きで、丁寧なのだが、日が暮れそうになることが四六時中ある。

どちらの性質も、受け止め方によって長所になったり短所になったりする。
持ち合わせているものをなるべくポジティブに発揮できるように持っていくのがこちらの勤めと
わかっていても、いつもうまくいくとは限らず、イライラしたりぶつかったりすることもある。
私自身の性質とうまくかみ合ったり反発し合ったりするという相互作用もある。
(こまめには恐ろしいくらい私の性質が遺伝している)

これをうまいぐあいに利用すると、学習の効率も上がるのだろう。
何より、親子間のコミュニケーションが潤滑にいきそうだ。
一歩引いて観察する余裕がないと無理なのだけれど。

写真は、仲良しのモルモット黒豆のところを訪問中のごまめ。

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