2011年5月7日土曜日

夜のおでかけ

パリから友達が3人遊びに来た。
ロッテルダムの友達も一緒にアムステルダムで会って晩ごはんを食べることにしたのだが、
ごまめを連れて行くと落ち着いて食事するどころか会話もままならないだろうということで、
父に留守番&子守りを頼んでこまめと二人で出かけた。

こまめとの「デート」はずいぶん久しぶり。
ごまめ誕生以来、2〜3回っきりだったような…??
普段の夜の寝支度も、買い物などで2組に分かれる時も、いつも「父&こまめ/母&ごまめ」
の組み合わせ。授乳の関係もあって当然のチーム分けだったのだが、日中乳ばなれしてからも
なんとなくそのまま定着しているのだ。
こまめがはしゃいでいたのは、普段は乗らないバスや電車でのお出かけだったからだけでは
ないかもしれないな。
…なーんて、普段はもらえない特別なキャラメルにはしゃいでいたのかもしれないけれど。

道中、電車の窓から見えたものを一緒に数えてみた。
牛が1頭2頭…
鳥が1羽2羽…
車が1台2台…
木が1本2本…
ヨットが1艘2艘…
この車両に乗ってるのは1人2人…などなど。
まだまだ「人が3枚」とか言っているので(薄っ!)、ちょっとずつ慣らしていかないと。


オランダの5月初旬の日没時間は午後9時過ぎ。
夏至に向けて、どんどん日が長くなっている。
水際のテラスで食事し、食後もおしゃべりしながら、すっかり暗くなるまで長居をした。


メインゲストのMが、街中の雑貨店で出くわしたという共通の旧友も連れて来たので、当初は
7人の予定が10人の大所帯に。
オランダ在住日本人の私を訊ねて来てくれたフランス人Mがアムステルダムでアメリカ人Cに
偶然再会し、その奇遇を喜んでいたところにフィンランド人Kも遭遇しただなんて、ちょっと
信じがたいようなダブルの奇跡。

2001年〜2004年頃に共に過ごしたEindhovenつながりの友達とまったく予定外に会って話す
ことができ、ちょっとした同窓会のような、ゆるくはじけた空気。
出会った頃から10年経ち、見た目はそれぞれ「大人」な感じが濃くなっていたが、話す口調や
内容なんかは笑ってしまうくらいちっとも変わっておらず、きっとあと20年後に会ってもそう
なんだろうと確信した。エッセンスの部分はずーっとそのまんま。

初めは少し恥ずかしがっていたこまめも段々慣れて来て、神経衰弱ゲームをしたり、アイスの
おまけのおもちゃで遊んだり、私が離れて別の席にうつっても楽しんでいた。
10時をまわっても、眠そうな気配すらなく陽気で、皆驚いていた。
この子はいつもそう。本当に手がかからない。



1歳児と一緒だと常に意識の何割かはそちらにリザーブされてふさがっているので、考え事は
おろか、興味の対象を吟味することや、友人との会話に集中することも実は難しかったりする
のだが、今日は解放されたような清々しさを満喫した。
子を預けて外出なんてしたことなかったから、夜の街の空気がとても新鮮だった。


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