2011年5月22日日曜日

人生迷路、形の名前、雨ニモマケズ

今朝の封筒入りメモ:
「こまめちゃんへ おはよう。きょうは なんようびか わかるかな? おかあさんより」
(裏面)「こたえ にちようび」


・ウォーミングアップ:
  めいろ
   難易度が高く、すぐに集中力を切らして助けを求めてくる。
   励ましつつ、今どこにいるか?どんな可能性があるか?どうやったら突破できそうか?
   など、答えをあからさまに教えるのでなく、なるべく一緒に考えるように仕向けてゆき
   途中で放り投げずに済むように導いていると、なんだか人生の比喩のように思えてきた。
   分かれ道、行き止まり、スイスイ順風満帆、壁、迷い、立ち止まる、引き返す、そして
   また進む。
   現実の歩みにもこんな風に俯瞰して寄り添えるのが理想だが………ムム……。

・語彙/読む練習/形態認識/巧緻性
  ひらがなワーク:かたちのなまえ(1)切り貼り、(2)線結び
   久しぶりに、手を使って楽しめる課題を用意した。案の定、見せた途端にいい反応。

   (1)色紙に描かれた形をハサミで切り抜く。裏側に形の名前が書いてある。
      それを読んで、台紙の同じ形の輪郭線の描かれたところに貼付ける。


   (2)それらの形と呼称を線で結ぶ。ヒントは(1)の紙。


   形の名称を覚えさせることよりも、色んな形に名前があること、似たような形でも特徴
   が変わると名前も変わること、など、紹介的意味合いでやってみた。

・読み聞かせ
 『雨ニモマケズ』宮沢賢治/小林敏也
   美しい版画絵本。
   見開きごとに一行ずつなので、それぞれわかりやすく説明しながら読んでいった。
   最後、「サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ(そういうものに わたしは なりたい)」と
   締めくくると、「わたしも。」とこまめ。5歳なりに感じるところがあったのだろう。
   なれるといいね…というか、なりたいと思い続けられたらいいね。

 『11ぴきのねことあほうどり』馬場のぼる
   動物好きのごまめがめちゃめちゃ反応していた。
   こまめもこの話のユーモアが段々わかるようになってきたようだ。
   (以前はなぜそんなにあほうどりが魅力的なのかイマイチわかっていなかった)

・音読
   ナンセンス炸裂、親子でお気に入りの1冊。
   音読と言っても、各ページ「でました」「でました」と繰り返すだけ。
   それでも1冊読み上げた気になるから、お得?
   色々な「でました」を読み分けていた。

・弱点克服
  ひらがなつみき:「た」「だ」「け」「げ」を使って分類や読みなど
   何回教えても混同してしまう字がある。「た/け」「は/ほ」「ろ/る」など。
   文字に限らず、「おとこのこ/おんなのこ」や「みぎ/ひだり」などの概念もそう。
   対立する2項に弱いのかと思いきや、「おとな/こども」や「うえ/した」「く/へ」
   「し/つ」などは大丈夫だしなあ。
   かくいう私も、日が昇るのが西か東か覚えにくく、かなり長いことバカボンの歌を歌わ
   ないと断定できなかったっけ。「西から昇ったお日様が…♪」というアレ。で、それとは
   逆なんだ、というまどろっこしい覚え方をしていたのだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿