2011年5月24日火曜日

漢字登場

昨日、ごまめは1歳半になった。
ケーキのかわりに、一口サイズのミニシュークリームにロウソクを一本半立ててお祝いした。


今朝、学校に向かう車中でこまめにそのことを話す。こまめは、近所のRさんのお家に遊びに
行って晩ごはんもよばれてきたので、同席していなかったのだ。
すると、「電気消したとき、ごまめちゃんこわくなかったかな?」と言う。
面白いところに気がつくなあと思った。

こまめもごまめも寒い季節の生まれなので、日が短く、晩ごはんの時間はもう真っ暗。
それで、誕生日の記憶といえば、電気を消して真っ暗な中ゆらめくロウソクの炎…なのだ。
その暗闇に、ごまめが怯えなかったか、というのである。
半年違いで大違い、今は夏至に向けてどんどん日が長くなっている。日没は午後9時半過ぎ。
暗闇を演出しようにも無理というもの、明るいせいでうまく寝付けない子もいるくらい。
こまめの心配は無用だよ、と話したが、「ふ〜ん…」とわかったようなわからないような。


5月の花、菖蒲。
きれいだねえ、というと、こまめはきれいじゃないと言う。
単に、おじいちゃん達が下さったブーケの色合いの方が好みというだけなのだ…。



放課後、数と文字にからんだ取り組みをやってみた。題して「すうじのなかま」。
アラビア数字は2桁ならわかるので、新たに100と1000を紹介。
それぞれ、日本語での読み方をひらがなで、それから漢数字も並べてみた。
ひとつ、ふたつ…という数え方も併記。「いつつ」以降がいつも怪しいので。


まずは、花びらの数を見ながら自分でできる範囲で並べさせた。
(さすがに1000枚の花びらはこのサイズの円周には描ききれなかったので、飛び散る
タネということで、つぶつぶ1000個にした)


漢数字「一、二、三」は簡単なので、勘で選べる。象形文字のいいところ。
あとのものは、アラビア数字と漢数字の対応表を見せ、同じ字を見つけるという練習。
最後にのりで貼付けて出来上がり。
今後何度も見返すことになるだろう。


漢字を取り組みに導入するのは実は初めてのこと。
これまでひらがなしかやってこなかったし、まだ全て覚えきれていない。
でも、漢字カナ入り交じった文章というのが自然な形だし、ひらがながある程度読めていれば
ふりがなを振ってやれば大丈夫なんではなかろうか、とふと思い立った。
漢字やカタカナがどのように普通の文章に混ざってくるか、目で見て流れを知るのもいいかと。
だから、この間の「かたちのなまえ」同様、すぐさま暗記させることが目的ではなく、最初は
紹介ということで、ぼちぼちやってみるかと思い立ったのだ。

そんなわけで、今日の封筒入りメモはこんなだった(もちろんふりがな付きで):
「こまめちゃんへ ひらがなの ほかにも 漢字や カタカナを 読んでみたい? おかあさんより」

こまめの返答はといえば… 無言でうなずいていた。(別のことでちょっとお怒りだったので)
あら、いいの? ほなら、やってみるか。
ひらがな同様、最初は見慣れさせることが一番の目的だから、のんびり構えていこう。
千里…もとい、千字の道も、一歩から。(今の教育漢字は1006字。常用漢字は2136字!!)

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