2011年3月11日金曜日

がんばれニッポン!

まずは何をさておいても、被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
安否の確認のとれていない方々がどうかどうかご無事でおられますように。
そして不幸にもお亡くなりになられてしまった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

こまめを学校に送って行き、帰宅後にメールチェックをするところまでは普段通りの平凡な朝
だった。
受信箱を開けると、フランスの友より「お見舞いメール」が届いていた。
何のことやらさっぱりわからないのでニュースサイトを見てみる。
愕然。
地震発生からわずか2時間後のことだった。

それからほぼ1日中、ネット配信のライブニュースやツイッターなどで情報を収集しながら、
日本にいる家族や友人にメールで連絡を取った。
幸い家族はみな関西でまったく無事。友人知人もほぼ無事との知らせを受け、ホッと胸をなで
おろした反面、事態の異常さ・深刻さに目を見張るばかりで、安心はしきれない。

ここオランダでも大きなニュースとして取り上げられているので、身内や友人知人から気遣い
のメールや電話がいくつもあった。
日本と聞いて私とその家族を想ってくれる。ありがたいことだ。

こんな辺鄙な所にいながら、日本と同時にニュースが見られ、ネットの威力を痛感している。
思い返せば、実家が被災した阪神淡路大震災の時も遠方に住んでいたのだが、テレビも新聞も
ない生活で、もちろんネットなどなかった。早朝の地震のニュースを知ったのは夕方だった。
完全に取り残されていた。慌てて実家に電話をするも、なかなかつながらない。
テレビのある近所のおそば屋さんに行き映像を見て愕然としたことを思うと、まさに隔世の感
がある。
ツイッターなどの個人発信メディアもこんな災害時には実に有用だと思う。
携帯電話なしで被災された現地の方々よりも自分の方が状況を把握できているのではないかと
すら思う。

夜、ごまめをお風呂に入れながら、蛇口をひねれば温かいお湯が出てくる有難さを思わずには
いられなかった。
家族が揃ってごはんを食べられることや、子のいたずらを叱ることですら、平凡で平和な日常
を送れていることの証だと気付かされた。

繰り返し流される津波の映像を見ていると涙が出てくる。
あんなにたくさんの人々の生活が、丹精した畑や建造物が、日々のひとこまひとこまが、一瞬
にして飲み込まれ流されて行く…。

非常事態を強いられている皆様に一日も早く元通りの生活を送れる日がやってきますように!
世界中が応援しています!!


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