2012年3月22日木曜日

好転の兆し?!

ごまめの幼稚園通い。
1月、2月、3月…かれこれ3ヶ月、スパッと帰ってみたり、付き添いしたり、あの手この手
を試みてきたのだが、ちっとも馴染んでくれない。

別れ際に泣いてしまう子はいっぱいいるが、15分もすればたいがいケロッとして遊びに夢中に
なって「子どもの世界」を謳歌するものだ。
ところがごまめは…
泣いて怒ってふてくされて、楽しいはずの活動もなーんにもしないでソファのところでヘソを
曲げたまんまで、抱っこだの慰めだのを一切受け付けようともしない。
そんなことがもうずっと続いていた。

母と引き離される恐怖感から、他の遊びサークルや知人宅訪問などでも気楽に遊ぶことが
できなくなってしまい、常に母の膝にかじりついていて、ちょっとした動きがあれば即座に
泣く…という意気地なしちゃんに成り果ててしまっていた。

長子のこまめは、小さい頃からどこにでも誰とでもすんなり馴染める「楽な(親にとって)」
そして「得な(本人が気楽なのが一番!)」性格。
先生も「姉妹でこうもタイプがちがうもんかね~」と半ばあきれ気味。

「こんなこと続けてても、ごまめのためにならないんじゃないか?」という葛藤も日増しに
強まるばかり。
幼稚園の先生と「どうしたもんかね~…」と突破口を手探りしつつ、保健所に相談に行って
みたり…。
育児そのものに行き詰まり感やストレスを感じにくい方だと自負しているが、さすがに少々
参ってきた。

別れ際にワーワー泣かれても、その後ちょっとでも楽しんでいるとわかっていたら、こんなに
悩まないのだ。
ただ辛い思いをさせるためだけに、義務でもないのに、無理やり続けて何になる?
すでに、ちょっとしたことに怯えやすい子になりつつある。

それで、実は、父はもちろんのこと、先生とも相談の上、心に決めていたのだ。
今週進展が見られなかったら、半年ほどお休みして、3歳近くなってからまたトライしよう、
と。
その分、家で母と二人で過ごす期間が長引くことになるが、ごまめには何よりの安心だろうし、
3歳近くなったら「幼稚園には行くもの」ということがより一層理解できるようになっている
はず。友達への興味もつのっているだろう。…と期待して。
まだ2歳4ヶ月。「ねばならない」ことなんて何にもないのだ!

そう覚悟を決めたら、少しだけ気が軽くなった。


それで、今日が最後のトライ日だった。
今日また泣きっぱなしだったら、来週から長期休園。
さて、どうなるか。

別れ際は爆泣き、しかしまあこれは想定内。毎度毎度、心が痛むよ…。


2時間後、早めのお迎えに行ったら、先生の明るい顔!
「泣かないで、いろいろできたよ!果物も食べたし。」

外遊びする姿を遠くからこっそり覗いてみたら、砂場で遊んでいた。泣いてない。
遊んでる!
楽しんでる!
…お母ちゃん、うれしくってうれしくって、ちょっと風景がにじんじゃったよ…。

先生曰く、来週あと2回(ごまめは火木の週2登園)がんばってみましょう、確かな前進の
手応えを感じてるから、と。


写真は一昨日の火曜日、みんなでお散歩に出かけた帰りに遭遇したので、こっそり物陰から
パパラッチ。乗り物を拒否して、最後尾で先生に手を引かれて歩いているのがごまめ。

この時がすでにいい兆しだったのかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿