2011年6月12日日曜日

散髪騒動(1)

…といっても、こまめがまたやらかしたわけではありません。
私のドタバタ。

昼過ぎに、近所の美容院に行った。
半年以上放ったらかしてあったので、いい加減サッパリしようとついに重い腰を上げたのだ。
この美容院は住宅地の真ん中にある小さな地元サロンで、1年ほど前に試しに行ってみたら
意外と大丈夫だったので、再訪してみることにした。
意外と…というのは、オランダの美容師さんにはアジア系の黒髪(硬い・多い)に不慣れな人
が多く、期待が裏切られることがほとんどだからである。
アムス方面まで出て行けば日系美容院もいくつかあるのだが、地元で事足りるのならば料金も
交通費も往復の時間も節約できる。

言葉で説明して通じなかったら困るから、インターネットのヘアカタログで好みの型を探して
プリントアウトしたものを持参した。
それを見せて「こんな感じで」とお願いしたのだが………

……………

どこがやねん…。
素人の私でもどこをどうしたら良かったか指摘できるくらい、似ても似つかぬスタイルになり
果ててしまった。切り過ぎでもある。修正できるレベルを余裕で超えてる。

それでもなんとかしてもらえるか?とかすかな望みをかけて「これは…ちょっと…シルエット
全然ちがうんですけど?」と写真を見せながら言うと「そこの部分はブローで膨らませてある
からそう見えるだけですよ」とか(絶対違う!!!)と突っ込みたくなるようなことをサラッ
と言い返してくる。
ほなやってみろ!とばかりに予定外のブローをさせてみるが、案の定、まったく違う。
違ってても「あ、これ案外いいかも〜」という新鮮なオドロキがあれば救いだが、もう全然
ダメ。鏡の中の誰このおばはん?
いや実際おばちゃん年齢ではあるのですがね…そこを何とかしようと美容院なんぞに行くって
わけで。

私の反応から不満であるというのは読み取れたはずだし、プロならずとも写真見て全然違うの
は一目瞭然だったが、「1週間以内の修正カットは無料ですよ」といったフォローも一切なく、
サッサとレジでお会計、で「ありやとやんした〜」と……。

涙目で帰宅。くっそう。
これ何の罰ゲーム?

帰宅して父に一部始終を話し、速攻で日系のサロンに予約を取り付けた。
だって、こんなの、あやつらに修正できるわけないし…。
こんな頭で、数日でも歩き回るのいやだし…。

で、父の「これはクレーム言いに行った方がいいんとちゃう?」という意見に同意し、弱気で
言いくるめられそうになったら困るので父も一緒に(当然子らも一緒に)再びその美容院へ。
そこでまた一悶着あったのだが、つづく

2 件のコメント:

  1. 初めまして。triyoshiと申します。

    大変な目にあわれましたねえ・・・。
    悔しかっただろうと思います。

    オランダの美容室に行くのってお気に入りが見つかるまで毎回チャレンジですよね。

    子供の毛先カットですらまともにできないくらい私たちの毛質は違うと思います。
    私も何度もガッカリ感を味わいましたが、娘が小さい頃ですら肩ぐらいにとロングヘアをカットしに行ったのに、まっすぐに切れず耳のしたのおかっぱにされました。

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  2. >triyoshiさんへ
    コメントありがとうございます!
    美容院、期待せずに行ってもそれを下回ることがけっこうありますね〜。
    しかし、今回のように「自分でやった方がマシじゃ!」と思ったのは初めての
    ことでした。
    さすがにそれはできないので苦しいところですが、娘の髪はずっと家でやって
    います。見よう見まねですが、それでも何とかなってます。
    父=夫は、これまたバリカンで自前カットです。
    後ろとかよくやるな〜と感心はしてもビビって手伝わない私です★

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