2011年6月12日日曜日

はほけに、こけしちゃん、銀河鉄道

またまた洗面所でぐずぐずと遊びながら身支度をしていて、30分経っても歯磨きしか終わって
いなかったこまめ。当然、父に大目玉を喰らったのであった。
私が言うより父が言う方が効果があるというのは悔しいことだが、まあ望みはあるわけだ。
砂時計ではいまいち危機感をあおれなかったので、ピピッと鳴るタイマーでも導入しようか。
とにかく鏡の前でちまちまと髪をいじったりアイドルごっこしたりするのが大好きな、夢見る
乙女ちゃんなのであった。ハー。

・ウォーミングアップ
  いきもの博士:くだもの・やさい(10)、はな(10)

・暗唱
 「青梅に手をかけて寝る蛙かな」

・音読
 『よみかた絵本』より「ほ」の頁

・ひらがなワーク
 「ひらがな部首合わせ」
   よくごっちゃになって間違いがちな似た文字の識別のために、ポストイット(7.5cm角)で
   このようなものを作ってみた。

   まずは「は/ほ/け/に」の各文字を母が作ってみて、それを読ませる。

   次に、それぞれの文字のつく言葉を母が言ってゆき、正しい部首を選んで文字を作らせる。
   みがきたけんじんらめっころけろむりんとう

   更に、こまめに自分で言葉を見つけさせつつ、その文字を作らせてみたところ、以下の
   ような言葉が出てきた。
   みがきこんにくちようびいと
   うれんそう

・語彙
   上記4文字のつく言葉には他にどんなものがあるかな?と、調べてみた。

・なぞり書き
  幼児の学習素材館より:からだ7

・算数
  算数の力より:いくつといくつ
   ひとつもない=「0」の導入。

・絵かき歌
  コックさん

それから、こまめのリクエストで、流行りのこけしちゃんがいっぱい出てくるかわいい仕掛け
絵本『Kimono』(オランダ語)を日本語に直しながら一緒にやった。
書かれてあるオランダ語の文を、まあだいたい母が訳していったのだが、こまめも自分なりに
日本語に訳して読んでいたのがなんだか新鮮だった。


午後はとなりの市のおじいちゃんのところへお茶を飲みに行き、そのまま晩ごはんもよばれて
きた。

帰宅後、数日前に見かけていた『銀河鉄道の夜』の続きを見る。
半年ほど前に一度、一緒に見たのだが、今の方が理解できる部分が若干増えているような印象
を受けた。母が用事でちょこちょこ席を外して戻って来るたびに今何が起こっているか教えて
くれたからわかったこと。
難解な、とっつきにくい場面も多いのに、かじりついて見ていたこまめ。それにひきかえ父と
きたら、早々に大あくび連発→ぎっちらぎっちら舟を漕ぎ…。ハー。

見終わってから、こまめと「死」について少し話す。
モルモットのタマちゃんもクロちゃんも、小さい汽車に乗って遠くに行ってしまったね…。
お父さんのお母さんも、行っちゃったんだよね…など。
「カンパネルラのお父さんも(溺れたカンパネルラを)探しに来てた。」と言うので、
「こまめが川で溺れたら、そりゃあお父さんもお母さんも心配して探しに行くよ」と言うと、
いろいろと連想していたようだ。ごまめが川に落ちたらどうしよう…と考え始めたようで、
「ごまめちゃんがもし死んじゃったら、こまめ、すっごく泣くよ。
だってねえ、ごまめちゃんねえ、こまめが泣いてたらいっつもよしよししてくれるもん。」
なるほど。愛しい者のかけがえのなさを、こまめなりに言い表してくれたね。

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