2011年2月20日日曜日

伸びゆく芽

なんだかまたまた冷え込んできた。最高気温が1〜2℃。
ちょっぴり緩んできていたのが逆戻りで、木の芽花の芽はビックリしているだろうな。
ごまめが風邪をひいてしまったこともあり、この週末はおとなしく過ごす。

陶器の花瓶に活けっぱなしにしてあったネコヤナギ
ぽろぽろ落ちて来るので、もうおしまいかな…と出してみたら、なんと発根・発芽していた。

光が当たっていなかったのでモヤシみたいな芽。
このままどうなるか観察してみようと思う。


午前中は子供部屋でアイロンビーズの大作に取り組んでいたこまめ。
昼ごはんの後でいつもの取り組み。

・ひらがな表 音読
   いつもとちがう表でやってみた。

  くだもの・やさい(10)、はな(10)
   うたい文句が喧伝するようにこんなもので創造性が育つかどうかははっきり言って「?」
   だが、図鑑代わりに、語彙/知識を広げるために使っている。


   このところガクッと難易度が上がっている。
   分かれ道から「こっちは行き止まり」とわかるまでの距離が長く、その途中でも次々に
   新手の分かれ道があらわれる。母でもパッと見ただけでは無理。


こまめが奮闘している間、ひな飾りを出すことにした。
我が家には、娘が二人もいるというのに、いわゆる雛人形はない。
こまめが赤ちゃんの頃にいただいて大事に取ってある立体カードと、去年のひな祭りに友達と
一緒に作ったお飾りを出してきて飾る。

母が『うれしいひな祭り』を歌っていたら、なぜか突然「あん、する」と言って合掌するこまめ。
短調のメロディーで神妙な気分になってしまったのか? 母の歌い方?? 全くナゾ。
まあいいや…と、ついでにお香を焚くことにする。
手持ちのお香の中から、こまめに好きなのを1本選ばせた。

選んだのは、一番左端の紅いもの。
まずはそのままかがせてみる。「いいにお〜い」とこまめ。
それから火を点ける。火を見て緊張している。
ごまめはゆらゆら動くケムリをつかまえようとしていた。幼児に吸わせていいものかどうか
わからないが…。

写真で見るとシンと静まりかえった瞑想的な感じだが、実際には、ぐずり始めたごまめが
テーブルからクレヨンをケースごと落っことしたり、かなり騒々しかった。


  心配事をうちあける、電話の出方、お医者さんの仕事など。
   母自身は何でもかんでも親に話す子どもではなかった。こまめ&ごまめはどうかな…。
   もちろん話してくれるとうれしいけれど、母でなくても父でもいいし、例のRさんでも
   いいし、身近にそういったことを受け止めてくれる大人がいるということをわかって
   いてほしいと思う。

・読み聞かせ『里山のおくりもの
   秋に里帰りした時、田んぼでお米を見たり芋掘りなどを体験してきたこまめに、
   そういったことを忘れてほしくないな、と思って『おおきなおおきなおいも』と共に
   買った写真絵本。内容は、滋賀の田舎の棚田の四季で、日本の原風景といった感じ。
   文章は、量は多くはないのだが幼児向けではなく、逆にそれが良いように思う。
  「いのちって何?」などと聞いてくるこまめに説明するのもまた楽し。
   難しいんだけどね…。


母がごまめを寝かしつけている間に父とこまめは買物に行ってしまった。
やれやれやっと寝た、と居間に戻ってみると、テーブルの上にこんなものが。

いつのまにこんなことができるようになっていたんだろう?
ところどころ抜けているのがまた今のこまめらしくていい。
縦書きをそのまま写さずに横書きに直してあるのは、日頃オランダ語のabcを横書きで書く癖が
ついているからだろうか。
こまめの中の「伸びゆく芽」を感じた出来事。

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